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ライター猪俣奈央子さんにお話を伺って【クマレル体験記】


2020年6月にスタートしたWebサービス「クマレル」をご存じでしょうか?

「誰かに話すことで、自分の考えを整理したい」
「その道のプロに話を聞いてみたい」

そんな方のための「話し手」と「聞き手」をマッチングするプラットフォームなんです。そのクマレルでセッションを受けてみたんですが、素晴らしい学びを得ることができました!今回はそんな「わたしの体験記」をお伝えしていこうと思います。

クマレル初セッションは、ライター猪俣奈央子さん

初となるクマレルのセッションをお願いしたのは、インタビューライター、ブックライターである猪俣奈央子さんです!猪俣さんは様々な企業のインタビュー記事やブックライティングを手掛け、第一線で活躍されているライターさんです。

以前からTwitterでフォローさせていただいており、「お仕事についてお話伺えたらいいな・・・」と思っていました。そんな矢先に猪俣さんがクマレル登録していることを知り「これは神のお導きかもしれない。お願いするしかない!」とセッション申請をしたのであります。

猪俣さんのご返信メッセージは秀逸でした。流れるような文章のなかに心遣いが感じられ、わたしの気持ちに寄り添ってくださっていることが伝わってきました。おかげでセッション本番もあまり緊張せず臨むことができました。日程調整メールだけでもライターの姿勢を学べるとは思ってもみませんでした!

セッションで、安心感と共感力を学ぶ

不躾かもしれないとは思いましたが、質問内容を事前に送らせていただきました。その内容を簡単にまとめると、

・インタビューライターとして必要な技術や知識とは?
・ブックライターの仕事とは?
・上記の仕事を得るために、どのような活動をされていたのか?
・わたしの将来について

「わたしの将来について」は、インタビューライターとして歩むなかで悩んでいたことを質問しました。(今も悩んでいることで内容は書けないのですが)

この質問に対して、なんと猪俣さんはご自身のアドバイスだけでなく、私の悩みを解決するヒントを持っているライターさんにも相談して回答をまとめてくださったのです!おかげで漠然としていた悩みが、よりリアルに見つめられるようになりました。

すべてではありませんが、アドバイスいただいたことを紹介させてください。

〈インタビューライターの大切な心得〉
・インタビューライターはエッセイストや小説家とは違い、自らものがたりを生み出す必要はない。インタビュイーが本当に伝えたいこと、その方ならではのコンテンツを聞き、読者に興味を持ってもらえるように書く仕事。聞く技術と書く技術、それぞれが求められる。
・大切なのは「誰に・何を・どう伝えるか」。とくに媒体ごとの読者層をおさえることを大事にしている。誰に伝えるかによって、何を聞くべきか、どう伝えるかが変わるため。
〈ブックライターとは?〉
・インタビューライターの延長線上にある職業で、読者と著者を繋げるお仕事。著者に10数時間インタビューし、構成・執筆を行う。
・紙媒体やWebメディアでの仕事に比べて、インタビュー時間が長いので、著者ならではの体験やノウハウ、考え方をより深く聞くことができる。また届けたい読者に向けて、どうメッセージを発信していったらいいか、一緒に思考できることが醍醐味。

インタビューライターとしてまだまだ自信が持てないわたしに、猪俣さんは何が大切なのかを丁寧に教えてくださいました。まるで隣でお話しているような感覚。インタビューライターの仕事で大切なのは、安心感と共感力なのかもしれません。

最後に

クマレルを利用してみて、クマレルに登録している方と事前にメッセージのやりとりができるため、心理的安全性を保ちやすいと感じました。また、セッションをお願いする方へ報酬をお渡しするため、気兼ねなく質問できたのがよかったです。

今回、新しいサービスの「クマレル」を利用して、先輩ライターさんにお話を伺うことができたのは貴重な経験でした。

猪俣さん、本当にありがとうございました!!



お読みいただきありがとうございました! いい記事を書けるよう、精進します!