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 私は某小型スーパーでレジ打ちや品出しのアルバイトをしている。いつもは21時から24時まで仕事をし、その後15分で片付けをして帰る。退勤するのは、遅いと0時半になる。

 もちろん夜遅いのでとっとと風呂に入り、すぐ寝る準備をしていくのだが、夜にこんなテキパキと物事をこなしてしまっては、頭が冴えて眠れなくなる。あと、出勤前に夕飯を食べていてもアルバイト中の23時過ぎた頃に空腹が襲ってきて、しかも目の前にはたくさんの食べ物が陳列されているのだから、退勤後何か食べようという気持ちにもなってしまう。頭が冴えてしまったり、夜食を食べてしまったりすると、夜遅くなって就寝がかなり遅くなってしまうことはしょっちゅうある。

 そんなアルバイト生活を送っていたが、昨日は初めての店舗での勤務となった。いつもは駅前の人通りの多い場所にある店舗だから24時閉店なのだが、今回は閑静な住宅地にあるので夜遅くまで店を開けている必要もなく、23時閉店だった。21時から出勤して、2時間とちょっとだけ働いて退勤。

 私が普段勤務しているところは、いつもお客さんがまばらで基本退屈しているから、いつもの3時間が本当に長く感じる。今回もお客さんが5分に1回入店するくらいだったので暇だったが、すぐに閉店になった。23時に閉店してしまうと呆気ない。

 お腹が空いてしまう魔の23時台には退勤しているし、帰宅後も時間に余裕を持って過ごせるのだが、やはりいつもの勤務時間の3分の2になると若干の物足りなさを感じる。もう少し働いて千円ちょっと稼いでも良かったなぁという気持ちが先行する。

 家路、駅前のいつも働く店舗を通りかかった時にはまだ24時だから店がやっていて、さっき私は同じチェーン店を閉めたのになぁと不思議な気分になった。

 少しだけ働いて、夜も余裕を持って過ごせる23時閉店か。
 夜は遅いが給料が弾む24時閉店か。
 良いのはどちらなんでしょうねぇ。

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