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「世間知らず」と「自分らしさ」の関係性

さっき思い出品の整理をしていたら,

一昔前(8年くらい前かなー?)に都内某ハウススタジオで働いていた時のノートが出てきた。

オーナー自身も現役カメラマンで,しょっちゅう出張に出ていて,私たちは何人かで交代で

植物のお手入れやスタジオのお掃除をしたり,雑誌などの撮影で使いたいと編集部からかかってくる電話の対応,スケジュール管理など案外忙しい毎日だった。

あ,それから土日のアポが入っていない日にはお庭をcafeにしてみんなで接客もした。ワインバーで働いた経験があった私は色んなアイディアを出したり,フランクな接客で重宝された。


高校生の時に雑誌の読者モデルとかで,撮影される方にはなったことがあったけど,撮影する側のことはなーんにも知らない為,cafe以外のところでは覚えることが沢山だった。(*通常はカメラマンしか雇わないらしいのだが,私が以前友達のアパレルブランドのパンフレットのモデルとしてそこを使ったことがある,という偶然に,すごいご縁だねーってなって,雇ってくれたのです。面接に行ったその場で気付いたんだ!!ほんと偶然)

撮影で使うライトの種類やコンセントのワット数,製作室のPCの使い方など,びっしりと興味のないことで埋め尽くされた私のノート(よく覚えようとしてたな!)の後ろの方に,オーナーとの電話メモがびっしり残されてた。

オーナーは電話好きで,仕事中でも時間外でも,時々電話をしてきては私達は1〜2時間は普通に話した。(私は,本田健さんの本の中のストーリーみたいに人生をレクチャーしてくれるおじさまが目の前に現れて,そのことを結構楽しんでいたんだっけ)


さて本題だけれど,

そのメモに

すごい世間知らず・天然(楽天的)・アホ 

って書いてあって,,確かに言われた覚えがある!そうだ,かなりひどいことも色々言われたー!


そして,そういうことを言われても毅然として,この人は分かってないなぁって思いながら

聴いていた覚えもある。


私はただ,なんでもかんでもハイ,ハイってしないだけだし(それはいくら上の人にでも/ずーっとこのスタンスで来た),

あなたとすごく違うところがあるから,天然って思われてもしょうがないわね,みたいなことを思ってたと思う(もうそれをいちいち口に出すのは卒業していた頃)


今そのメモを見て思うのが,

自分らしさを大切にして生きていると,

ある人から見れば世間知らずに映るだろうし,オーダーされた事にそのまま答えないから,アホにだって思えるよな ってこと。


そして今回,私がいちばん嬉しかったのが,

その時の私が,ちゃんとそうじゃないって知っていたこと。

ふたまわりも上の,社長で,カメラマンで,その時の私から見ればすごい人なはずの人に言われたからって,全てを鵜呑みにしないで自分の方を信じていたこと。(そこまでの人生で色々実績があったからってのも大きいとは思うけれど)



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自分らしさを大切にしてきたことで,若い頃は色んな人(色んな社長 笑)とぶつかってきたけど,

その全てがあって,今はクライアントさんのその人らしさを全開にして人生を加速させるサポートをするお仕事をしているんだから,人生って分からない。

みんなほんとに,自分らしさを取り戻すだけで,色んなことが全てと言っても過言でないくらい上手くするっといくようになる!見事に。気持ちいいくらいに。


今では旦那さんに「You don`t know anything」って言われてる 

世間知らずだっていいじゃない♩ 

最後まで読んでくださってありがとうございます。あなたの今日に綺麗な色の虹がかかりますように。