初心者向け家庭菜園の始め方。初心者かつ超ズボラな私が知った「植物」のコト。
こんにちは、フキです。
私は2020年3月から自宅の庭で家庭菜園を始めました。
言っておくと、私は野菜作りに関しては、超ド級の初心者です!!!
部屋の中の観葉植物でさえ何度も枯らしてきた私です。そんな私が、知り合いの農家さんの監修の元、家庭菜園を始めてはや3ヶ月…。私が超初心者だからこそ伝えられる、「家庭菜園の始め方」の基本中の基本をご説明します!
当たり前のことすぎて、笑わないで下さいね。こんなことすら分からなかった私だからこそ、やってみて分かったことがあるんです(^^;
家庭菜園に必要なもの
結論から言いますと、家庭菜園を始めるのには
①場所
②日光
③土
④種・苗
⑤水やり
⑥時間
が必要です。
このことについて詳しく説明していきたいと思います。
①場所
これは何も必ずしも大きな面積の庭を用意する必要は無いと思います。庭の片隅だって。プランターだってもちろんOK。小さなベランダでもできちゃいます!
例えばこれは、パーマカルチャー事始め本として有名な『Urban Parma-culture Guide』に掲載されている、東京の街中カーデニングを集めたもの。
ホラ、ちゃんとした畑がなくても、屋根の上だって、駐車場の脇にだって畑やガーデニングは作れるんです!
というか、こういう方がワクワクしますね笑。キュートな感じ。
あなたも家の周りを見渡して、ちょっとでもスペースがないか、確認してみてください。
ちなみに本書『Urban Parma-culture Guide』(ソーヤー・海/著)は私の愛読書。個人的にすごくオススメ。暮らしに根差した「農」のあり方、DIY精神とサスティナブルなエネルギー の使い方に則った楽しい「暮らし」を紹介してくれています。ペラペラとめくるだけでわくわくさせてくれますよ。パーマカルチャーに興味のある方は超必見です!!!
②日光
植物が育つのには日光が必要です。光合成の文字通り、植物は陽の光のエネルギーを使って呼吸しています。
中には半日陰が好きな植物もありますが、特に野菜なんかは日当たりの良い場所を選ぶのは基本。プランター栽培をするにしても、日中は太陽が当たる場所においてあげましょう^ ^
③土
良い野菜作りは良い土から!植木鉢やプランターで始める場合には、ホームセンターなどで「園芸用の土」または「野菜作り用の土」を買ってきましょう。
なお、植木鉢やプランターに土を入れる際には、排水がうまくいきかつ土が流れ出ないように鉢底に石(鉢底石)を敷きましょう。
庭や長年放置された畑を利用する場合は、土を耕して柔らかくして、栄養を入れて土を肥沃する必要があります。この地ごしらえの仕方は追々別記事で書きます。
簡単に言うとスコップで土を起こして柔らかくし、養分(有機肥料・石灰・腐葉土・牛糞)を撒き、土をかき混ぜ、ならす、と言った手順です。
こんな感じ♪
④種・苗
これがないと始まりませんね。ホームセンターや道の駅などで栽培したい野菜・花の種、または苗を買ってきましょう。
種と苗と、どう違うの?
というところは、一般的に、苗からの方が育てやすいと言えます!
なぜなら種からの栽培は、「育苗」と言って、種から苗に育てる過程を経なくてはいけないので、初心者の方は、ある程度大きく育っている苗からの方が栽培しやすいのです。
また、種だと栽培の時期を調べて植えなければいけませんが、苗の場合、ちょうど栽培に適した時期に店頭に並ぶことになるので、お店で選びやすいかもしれません^ ^
「育苗」中の種たち。
⑤水やり
水やりは様々な植物栽培の基本ですね。しかし意外と手間。しかし大切です。
私は普段は朝か夕方に、1回水やりをします。時間帯や量は天気次第で変えていますが、地面がカラカラになっている時間が長引かないように気をつけています。
また、陽の強く当たる日中に水やりをすると、葉が焼けたり地中の温度が高くなりすぎてしまうため、日中の水やりはやめましょう。
一般に、朝に一回、たっぷりと水やりをすると良いそうです。
⑥時間
時間、そして手間が必要です。
地ごしらえや苗植えに要する時間はもちろん、朝に水やりをする時間、雑草を取り除く時間、また、野菜が育つのにも時間が必要です。
種を植えたらすぐに芽が出るわけでもなく、花が咲いたらすぐに実ができるわけでもない、放っておいて時間さえ経過すれば野菜ができるわけでもないのだ、、、と、家庭菜園を始めてようやくそのことを実感しました。
まとめ
以上が、家庭菜園を始めるにあたって基本のことを説明しました。
手入れの仕方、病虫害については植物によって専門的な知識が要る場面が出てきた時には、「〇〇 育て方」などと、品種ごとに検索してみるのもいいかもしれません。
私も家庭菜園に関しては初めての経験が多く、失敗ごとはまだ多々ありますが、その分発見があり面白いです。なので逆に、その奥深さを味わいながら、気軽に、楽しんでやればいいと思います^ ^
特に家庭菜園においては、それは「お金を稼ぐ」とか「より良質なもの」を生み出すためでなく、「自分の身になる」ものを「自ら育てること」、そしてその過程で「自らが学び」「発見があること」、これこそ価値のあるものだと感じています。
自分が注いだ時間と、太陽が降り注ぐ時間、土の養分を吸収する時間と、いろんな「時間」が収穫物として、ぎゅっと詰まっているんだなあと、、そして太陽のエネルギーがあり地中の養分が溶け、、、そうして出来上がった収穫物を手にすると、野菜が、「時間」と「エネルギー」のかたまりのように見えるようになりました。
そしてそれを食べる私がいて、「ああ、エネルギー…」と恍惚と感動することがあります。
その新鮮さにも。
家庭菜園、アツいですよ!!!
ヨーロッパでファームステイした経験からも、“家庭菜園"こそ近未来のライフスタイルであり、環境問題など様々な問題にもコミットした、いわば農業こそ「自分なりの平和活動」だ!と思うようになりました。
私の人生を変えたアイルランドでのファームステイ記はこちら↓
私が惚れた、“ロシア式”家庭菜園『ダーチャ』の話↓
あなたもぜひ、家庭菜園!!ステキな庭を、ベランダを、作ってみてください♪
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