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渡部昇一流『四書五経』の解釈 234

😈  剛毅木訥は君子の道 (『論語』子路第十三)

🌏  剛毅木訥は仁に近し

非常に頑強で素朴な人は、それだけでも仁、君子の道に近いのだ。

これはかつてよく使われた言葉である。
剛毅木訥が非常に好まれて、子どものときから言い聞かされてきたため、
昔はあまり口を聞かない男がたくさんいたものである。
男は剣道とか柔道をやって、しかもなるべく言葉は発しない。
それが剛毅木訥だと思われていた。
よき時代であったと思う。


【2024年4月17日(水曜日)晴れ時々曇り16℃〜25℃】


猫の哲学

昔、沈黙は金だった。が、今は違う。
昔、口を動かすより手を動かす方が重宝だった。が、今は違う。
矢張り、世の中は変わったようだ。
それとも日本人が変わったのだろうか?
そう、明治維新以来、日本人は変わり続けたようだ。
それは外国の影響を大いに受けたからだろう。
ましてや、世界第二次戦争の敗北は今なお引きずっている。
その原因は日米安保条約である。
世界第二次戦争を勝利した連合軍はアメリカをリーダー国とし、
国連憲章にはまだ日本は敵国として存在している。
まあそれだけ世界を震撼させた日本だったと言わざるを得ません。
そんな中中国が台頭してきてアジア圏に脅威が生まれました。
同じ陸地つながりのロシアは身動きの取れない中
ウクライナと戦争を起こしました。
まさに非常事態ではありますが、核保有国の強みでしょうか、
一向に治める気配がありません。
その原因は経済が中心の世の中だからでしょう。
お金の力は国までも動かすようです。
現に日本はお金の力で世界に君臨してきました。
米国もまたその方が都合が良かったからです。
が、日本国民の生活基準は落ち込みました。
そう感じさせないのは日本が世界よりも文化的な生活を営んでいるからです。
がしかし、日本人の日本離れが起こっています。
なぜか、それは日本国の資産の空洞化が原因だからです。
日本企業は日本に生産の拠点にしようと外国人労働者を雇用しています。
が、その雇用条件はあまり芳しいものではありません。
労働組合が弱体化したのが原因でしょうか。
私もまだ全てを把握できているわけではありませんので確信的なことは言えません。が、日本政府と大企業が手を結んでいることが非常に脅威を覚えます。
では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😄

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