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渡部昇一流『四書五経』の解釈 256


芸術?

😈  塵も積もれば  (『礼記』経解)

🌏  差(たが)うこと若し毫釐(ごうり)ならば、繆(あやま)るに千里を以てす

小さな違いがやがてものすごく大きな違いになる。

これは、年をとるにしたがって実感としてわかる。
中学生の時はみな似たようなものだが、
還暦や古稀の頃に同窓会をやってみれば愕然とするだろう。
学問においても蓄財においても当てはまる教訓である。



2024年5月9日木曜日晴れ時々曇り9℃〜18℃


氷河の割れ目

科学者は自分の日常から研究の材料を見つける。が、
その研究心は日常を忘れる。
これは幸か不幸か?おそらく科学者自身は至上の喜びだろう。が、
家族にとっては至上の悲しみかもしれない。ただ言えることは、
家族が科学者の研究を認めていれば何の問題もないだろう。
全ては家族の心次第だと思う。そして、
日本人家族の多くはこれを良しとする人が多いです。
犠牲心・献身という美徳を持つ民族だからである。
が、これは過去の話である。現在は全く違います。今は希少価値の存在です。
よって日本の科学者が世界に名を馳せる人は少ないのです。それは、
日本人女性の生き方が変化したからです。
ひょっとしたら、もしかしたら、女性は古代に戻りつつあるのかもしれません。
外国ではそのような女性を魔女狩りと称して殺戮を行いました。
中国では女性が歩けないように足首を意図的に細くしました。
そして、日本では女性の身分を男性より低くしました。
この習慣は未だ変わることなく女性蔑視をする人は多いです。
これは組織で生きる男性の習性なのでしょうね。
ここに男と女の違いがあり、その溝は一向に埋まっていないようです。
その原因はお互いが人として認め合っていないことと、また、
そのような学問を築いてこなかったからでしょう。
男女平等というのは身体的平等ではなく、人格の平等を言うのです。
アパルトヘイトもそうです。身体的平等ではなく、人格の平等です。
が、そうした学びは宗教的な場所にしかありません。
宗教団体は組織です。組織の中に平等はありません。
よって、弱い者には神の存在を与えるのです。
全知全能の神を信じさせるのです。これが宗教団体の実態です。


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