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渡辺正一流『四書五経』の解釈 205

😈 克己復礼 (『論語』顔淵第十二)

🌏 己れに克ちて礼に復(かえ)る。

自分の欲求を抑えて、ちゃんと守るべき道徳的規範を守る。
これこそが仁というものだといっているのである。


【2024年3月19日(火曜日)晴れのち曇り-3℃〜11℃】


この世の中は法則で成り立っている。
が、人間社会においてはこの法則が全て明らかになっているわけではない。
世の中には道徳がある。が、その道徳が全て正しいわけではない。
なぜなら、道徳は人間が作ったものだからである。
悪の裏には善があり表裏一体で存在しています。
だから、状況によっては悪が善になり、善が悪になる可能性もある。
それを明らかにするには自分自身を見つめたら明白になるはずです。
が、人間は一方向からしか物事を見ることができないようになっているらしく
双方向から見るにはかなりの訓練が必要です。
もちろん先天的にそれを持ち合わせている人もあります。
こういう人達を「天才」と呼びます。
天才が残した偉業は凡人のわたしたちには及ぶことはできませんが、
何事も身につけるためには反復作業が必要です。
が、人には得手不得手があり一様には身につかないものです。
だからといって学びを捨てるのも勿体無いと思っています。
では、本日もつつがなく御過ごしくださいませ。
ありがとうございます😄



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