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渡部昇一流『四書五経』の解釈 240

😈  かくあるべき態度 (『論語』述而第七)

🌏  温にして厲(はげ)し。威あって猛からず。恭しくして安し。

温かみがあるけれども、決してそれだけではなくて、きっちりケジメはつける。
威厳はあるけれども、猛々しいわけではない。
非常に恭しい態度だけれども、人を寛がせるものがある。

これは、人間かくありたいという理想を述べたものだろう。
こういう言葉を覚えておくと、目指す方向が明らかになり、
修養の礎になるのではないかと思う。


【2024年4月23日(火曜日)曇り時々晴れ15℃〜19℃】


猫の親子

欠陥だらけの人生です。
補強しなければならない箇所はたくさんありますが追いついていません。
それでも前向きに一日を生きています。
つまり、欠陥だらけの自分であっても可愛いからです。
こんな私を私が愛さなくて誰が私を愛するでしょうか。
恋人や伴侶あるいは家族であってもそれぞれの人生があります。
たとえ愛されていたとしてもそれは瞬間です。
もし愛を持続させたいならば協力関係を強化するしかありません。
また、利害関係もあってはならないでしょう。
「真心」に尽きると思います。
家族関係にあってはこれは可能ですが、
人間関係が希薄であれば信頼の度合いと愛の度合いが薄れますので
利害関係は発生しやすいと思います。
ましてや上下関係にあっては尚更のことでしょう。
特に武家社会においては武家諸法度なるもので武士の統一を図りました。
それは組織を守るためでもあります。
そしてこの組織はさまざまに存在していますが、
中でも企業ですね。経済の効果を生み出す企業はこの傾向にあります。
日本にも優れた起業家として名を連ねる方はおられますが、
そのほとんどは創業者と呼ばれる方々です。
今存在している社長と呼ばれる方々はそうではありません。
ほとんどが雇用人です。
現代は創業者として君臨することは非常に難しくなってきています。
それでも起業家は増加傾向にあります。
これはなぜでしょう?
私は組織人になることを拒む人が増えたからではないかと思います。
特に派遣労働者や契約社員はリストラの対象になりやすいです。
流動を嫌った武家の時代と流動を余儀なくされる企業人との違いは何か
と申せばそれは忠誠心でありましょう。
また、忠誠心が生まれるのは安定に他なりません、
が、現代は混沌としており、とても不安定な状態です。
この不安定さを安定させるのは政治だと思うのですが、
その政治が国民に信頼されていません。
なぜならば政治の協力関係にあるのは企業ですからね。
だから、私はそんな政治に不満を持つよりは自分を強化することに
力を入れています。
どんな不況にも負けない強い自分をです。
そのためには家族との協力関係は重大です。
愛が生まれやすいところでもありますから。
何が一番嬉しいってそれは「愛を感じること」です。
では、本日もつつがなくお過ごしくださいませ。
ありがとうございます😄




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