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先延ばし癖や逃げ癖改善のトレーニングは無茶をしないことが大切

先延ばし癖や逃げ癖を改善させるためには、「やりたくない」という気持ちに抗って行動するというトレーニングが必要です。
そのトレーニングを継続させていけば先延ばし癖や逃げ癖は確実に改善していきますが、なにしろそのトレーニングを継続させていくことが難しいのですよね。

以前、先延ばし癖や逃げ癖改善のトレーニングを継続させていくための準備についての記事を書かせていただいたことがありますが、今回はそのトレーニングを継続させていくための取り組み方について書かせていただきますね。

「やりたくない」という気持ちに抗って行動するときに、人はその「やりたくない」という欲求が満たされない状況にストレスを感じます。
先延ばし癖や逃げ癖改善のトレーニングを継続させていくためのポイントは、自分のストレスを許容範囲内にとどめて「無茶をしないこと」です。

以前書かせていただいた、トレーニングを継続させていくための準備に関する記事も貼っておきますね。
興味をお持ちの方はご参考にしてください。


ストレス耐性を超えたトレーニングをしない

ストレスは個々人で感じ方に違いがあります。
同じ事柄に対してある人は適度なストレスと感じるけど、別の人は耐えがたいストレスと感じたりします。

耐え難いストレスを感じるトレーニングは継続させることができません。
先延ばし癖や逃げ癖を改善しようとしてトレーニングを始めても挫折してしまう方は、自分にとって継続可能なストレスレベルのトレーニングメニューであるかどうかを確認してみましょう。
とは言え、適度なストレスではトレーニングとして不十分なので、適度なストレスと耐え難いストレスの中間レベルの「耐えられないこともない」くらいのストレスとなるようトレーニングメニューを調整することができるとよいです。

この「耐えられなくもない」レベルのストレスがかかるトレーニングを継続することで、ストレス耐性を高めていくことができます。
ストレス耐性が高まっていくにつれて、トレーニングメニューも高度なものとなっていくでしょう。

休息すること

「耐えられないこともない」くらいのストレスレベルのトレーニングであっても、かなりの負荷が生じます。
そのトレーニングをすると多くのエネルギーを消費するのです。

ですので、トレーニングに取り組んだら疲労を回復させるために、リラックスする時間を作るなどして休息することが大切です。
また、疲労を回復させるために睡眠をしっかりとることも大切です。

トレーニングメニューが適度なストレスと耐え難いストレスの中間レベルの「耐えられなくもない」ストレスであっても、休息無しにそのトレーニングを継続することはできません。
先延ばし癖や逃げ癖を改善させるためのトレーニングを継続させるためには、疲労を回復させるための休息が必要であることを覚えておいてください。
一度にエネルギーを使い切るような取り組み方はやめましょう。

先延ばし癖や逃げ癖改善のトレーニングを継続させるための取り組み方

①適度なストレスと耐え難いストレスの中間にある「耐えられなくもない」くらいのストレスレベルとなるようトレーニングメニューを設定すること
例えば、目を背けたいタスクにガッツリと取り組もうとするのではなく、まずはそのタスクの中身を把握することから始めるなど、段階的に取り組んでいくとよいです。
また、トレーニングメニューは最初から欲張った設定をしないことも大切です。
今自分にできることとできないことを識別して、「耐えられなくもない」レベルのストレス負荷となる現実的に継続可能なトレーニングメニューとすることが肝要です。

②トレーニングを実施したら休息して疲労を回復させること
毎日しっかりと睡眠をとることは必須です。
睡眠は疲労を回復させるのにとても効果的ですので、できる範囲内で睡眠の質を高めることに努めてみてください。

また、トレーニングを実施したあとは疲労を回復させる時間が必要であることも忘れないでください。
休息無しのトレーニングは長続きしません。
トレーニングを実施した後の休息を自分へのご褒美と感じられるとよいです。

まとめ

耐え難いストレスのかかるトレーニングは継続できません。
耐え難いストレスは有害なストレスなのです。
それを続けると自分が壊れてしまいます。
とは言え、適度なストレスレベルのトレーニングではトレーニングになりません。

先延ばし癖や逃げ癖改善のトレーニングを継続させるために、下記の二点を実践することが役立ちます。

〇確実にストレス耐性を高めていくことができるよう「耐えられなくもない」くらいのストレスレベルのトレーニングメニューを設定すること

〇トレーニングを実施したら休息して疲労を回復させること

先延ばし癖や逃げ癖改善のトレーニングを継続していけますように。

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