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#柳澤大輔 私が独自に発見した、一番ラクな天職の見つけ方。

「今の仕事は天職である」
そう思っている方も、そう思っていない方も、ぜひ、面白法人カヤックCEO柳澤大輔さんのこの記事を読んで(聞いて)ほしいと思います!

こちらの記事から学ばせていただいたことは、「人には誰しも、気づきがある分野とない分野がある」ということです。
「自分自身、いろんな業種や職種を経験してみたときに、気づきが多いかどうか。気づきが多ければ、そのことに才能があるということだ」という内容に、「そうなのか!!」と私の頭の上に電球が光りました。

私が職場でアナウンス・ナレーション業務をし始めたのは、声質を先輩に褒められ抜擢されたことがきっかけでした。
そのときは、自分はそんな声の訓練や指導を受けたこともないので、下手で下手で、声の業務がつらくて心が重い毎日でした。

しかし、『ときメモGS3』の杉田智和さんの声に心からときめいたことで、「自分もこんな風に、人の心を救えるような声が出したい!」と、情熱を持って練習に励むようになり、インターネットでレッスンが受けられるところを探して、東京のプロのナレーターである篠原さなえさんのSkypeレッスンを受け始めるようになりました。

当時の私のナレーションは棒読みに近く、さなえさんからも厳しくご指導をいただき、時には「もう諦めたほうが良いのだろうか…!」という想いが頭をよぎりましたが、「いや!杉田さんの声に私が救われたように、私も声で人を救いたい!!」という情熱だけで、諦めずに必死に努力してきました。

毎日の全身のストレッチ、筋トレ、肺活量を増やすための風船膨らまし、ジョギング、ストロー滑舌練習、外郎売り、舌の筋トレ、顔の筋トレ、くちびるの筋トレ…etc
そのような、アスリート並みの努力をし続けないと、プロのような声にはなれないのです…!

そして、プロのナレーターの方のナレーションを聞いては音の動きを脳にインプット!それをアウトプット!
時にはテレビを見ながら、「こんな音の動きが出せるなんて、すごすぎる!!」と一人で感嘆の悲鳴をあげることも。
スーパーで買い物中でも、電車に乗っていても、どこにいても、ナレーションやアナウンスが流れれば、常に「母音の音の動き」を聞いています。
そんなこんなで、ナレーションの「母音の動きフェチ」に、私は成長していきました!(笑)

そして、自分のナレーションを聞くと、「あぁ、ここの母音の長さが短いな!ここの母音の音の上がり幅が狭いな!語尾の母音が下がりきってないな!」と、音の微妙な違いにもだんだんと気づけるようになっていきました。

最初は、さなえさんの出す音と、自分の出す音の違いが全く聞き取れないほど、耳が育っていなかったのですが、「どうして、さなえさんはこの微妙な音の違いが聞き分けられるのですか?」とお聞きすると、「プロだから!これがプロと素人の違い!」と言われ、「すごい!!」と尊敬のまなざしでした。
さなえさんのおかげで、今では私もその微妙な音の違いを聞き分けられるようになりました…!

私の師である、篠原さなえさん、片岡あきらさん、公文のぞみさんからの日々のレッスン、おかけんさん、もよさん、与謝野はるさんからの宅録講座、鈴木健太さんからのメソッド演技指導、日向さくらさんからのクラウドソーシングサイトのアドバイス、橋爪徹さんのDAWの操作ワークショップ、武藤槙子さん、西山はるかさんのブログ、上野アキトさんのCM講座、おいちゃんさんからの整音のご指導、ナレーター司会事務所の先輩方から司会について学び、ぽりさろで一緒に学んだメンバー、『HITOCOE』のインタビューを受けてくださった先輩ナレーターの皆様の素敵な体験談から学ばせていただきながら、今の私がおります!!!

「自分には才能が無いかも…!」と落ち込むときもありましたが、今では声の仕事だけで、今までのレッスン費の何倍も稼ぎ、生きていけるようになりました。

お仕事のご依頼・ご相談のメールが届くたびに、「わぁ~!!」と心が飛び跳ね、嬉しい気持ちでいっぱいです。
全力で、皆様のお役に立てるようにこれからもがんばりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます!!

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