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身近な“MOTTAINAI運動”

最近の新聞やテレビの劣化はひどいと思っているが、どれほどひどいかはわからない。何度も書いているが、新聞も取らず、テレビも見ていないからだ。

そうすると、疑問に思うことがある。いったい僕は、どのくらいニュースを知っていて、どのくらい知らないんだろうか?

新聞やテレビに普段接している人は、どのくらいニュースを知っていて、どのくらい知らないんだろうか?

例えばこのニュース、2021年8月7日、TBSの報道特集で放送された、オリンピックのスタッフの弁当13万食分が廃棄されていた、というニュース。

あまり一般的に知られていないような気がして掲載したが、僕が「知られているのを知らない」だけなのかもしれない。だが、検索してもまとめブログくらいしか出てこないのだ。

13万食・・・1日3食で1年365日だから、

130000÷3÷365≒118

118年分の食料・・・途方もない数字だ。


昔のブログ記事を思い出した。身近な“MOTTAINAI運動”。2006年6月の記事だから、15年前。もうこういうことを考えていたのだ。15年前の自分を誇りに思う。

今は、セブンイレブンなどで「てまえどり」が奨励されている。スーパーなどでも当たり前になってほしい。


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身近な“MOTTAINAI運動”


コンビニでは当たり前ですが食品も売っています。
賞味期限の切れた食品はどうなるのか?
ホームレスさんの口に入るのかな?と思っていましたが、
現実は違いました。
全部廃棄しちゃうんです。

廃棄は期限当日です。
中には期限の2日前や、50日前なんてのもあります。
これは元締めからの指示らしいです。
末端の店としては、
さすがにそこまでやると売り上げにひびくので、
2日前に廃棄することにしています。
弁当などは当日のものが多いです。
仕入れてから16時間陳列されるというパターンです。

さて、
期限当日の食品は当然まだ食べられるわけです。
賞味期限をあまり気にしない人なら(僕もそうですが)、
廃棄される食品はすべて食べられる、といえます。
でも捨てちゃいます。
決まりなので。
きっと「信用」に関わる、などの理由があるのでしょう。
ちゃんと分別して生ゴミとして廃棄します。

これらを食しようと欲すれば、
生ゴミを漁るか、
こっそり懐に入れるかしないといけないわけです。
ただ、店内にはカメラが目を光らせていますので、
こっそりやるのは不可能に近いです。
店ぐるみで行わないと無理ですが、
それこそ店の信用に関わるのでキチンと廃棄するのでしょう。

結局、賞味期限切れの食品は廃棄される運命にあるようで、
日本全国で考えるとエライ量になるらしいです。

そこで、身近に出来る“MOTTAINAI運動”

スーパーやコンビニなどの食品は、
できるだけ賞味期限の近いものから買いましょう。
細かいことにこだわらなければ、
期限内に食べるのであればまったく問題ありません。

こういうことはもちろん強制されるべきものではないので、
協力してもいいよ!という方がいらっしゃれば、
ぜひお願いします。
目的は・・・
自己満足ですかね?

ズラッと陳列されている食品の中、
ポツンと浮いている、賞味期限の近い「食品君」。
彼は廃棄される運命にもっとも近いのです。
なぜ「男性名詞」なのかはよくわかりませんが。

 廃棄されるなら
 食べてしまおう
 ホトトギス

皆様のご協力、お待ちしております。


(初出 2006年6月28日)

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