【自分を悪い子という3年生の女の子】
こんにちは!
「気質にあった育て方でママも子どももHappyライフ」主宰の
松田さとみです。
今日のテーマもセルフイメージについてです。
3年生にしては、ずば抜けて客観的で、
イライラを大人にぶつける2年生に
「他人にイライラをぶつけるのは間違ってる」と言い、
親への感謝の言葉は
「毎日仕事して大変なのに、家族のために
ご飯を作って、明るい家庭を作ってくれてありがとう」
と言う。
でもそんな彼女は、友だちのちょっとした
しぐさや言葉の空気に「無視されてる」と悩んでる。
そして自分のことを悪い子だと決めつけている。
どんなに彼女の良い点を話して聞かせても
「でも、~なことする悪い子だよ」
の繰り返し・・・
お母さんの前でも笑顔、みんなの前では優等生の発言。
頑張り屋さんです。
でも自分のことは認められない。
こういう子は「地」の気質です。
「地」の子どもは年齢より大人の意識を持っています。
『小さな哲学者』とも言われています。
物事を悲観的に捉えやすいので、励ますつもりで
「そんなこと気にすることないよ!」
と言っても、彼女には何の慰めにもなりません。
自分に対して厳しい分、他人にも厳しいです。
そして、何気ない一言が気になり、それを重く受け止め、
どんどん自分の中で悪い方向に考えてしまう傾向があります。
悲劇のヒロインになりやすかったりもします。
そして自己否定しやすい気質でもあります。
それは理想が高くできない自分が許せないからです。
実際にどうかではなく、自分に対してどんな思いを
持っているか?
これがセルフイメージです。
そしてこのセルフイメージが高いと
自己肯定感が高くなり、
セルフイメージが低いと自己肯定感は低く、
自己否定が強くなります。
でも、
自己肯定感を高くするのは、ホメれば良い、
ということではありません。
毎日の生活の中で、その子の気質にあった
言葉がけが必要です。
その言葉が気質に栄養を与え、自分を受け入れ、
『ありのままの自分でいいんだ』と思えるのです。
「地」の気質の子は特に言葉や空気に敏感です
。
お母さんや周りの大人の一言が、ダイレクトに
心に影響します。
「なんで、そんなことくらいで落ち込むのか
わからない」
親の方では、そんなつもりがない何気ない一言でも
地の子にとっては大きな問題なのです。
ですから、まず子どもの気質を知ること、
その特性を知ることは、子どもの自己肯定感に
大きく関わると思っています。
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