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シャドウボックスを作っていただきました

先日、パニノとプーニャのシャドウボックスを作っていただきました。
このnoteは、シャドウボックスについてや制作していただくまでの経緯を淡々と書いているものです。

シャドウボックスとは

聞くところによると、17世紀頃のヨーロッパで、「デコパージュ」という技法より派生したクラフトのことをいうそうです。 作り方としては、同じ絵柄の紙(4〜8枚)の各パーツをカッターで切り抜く、シリコンボンドで立体的に貼り合わせる。その時に微妙な高さ、角度をつけて、絵に合うように微調整しながら仕上げていく。

前半は、ちんちくりんにはちょっとおしゃれすぎる単語が並んでいて、後半は刃物を扱う手がおぼつかない私には難しそうな作業内容が並んでいます。このご縁がなければ、知るきっかけがなかったかもしれません。

ともあれ、このようにしてできるシャドウボックスを、ポストカードを使って作っていただきました。

制作いただいたシャドウボックス

作っていただいたシャドウボックス
作っていただいたシャドウボックス。写真に撮るの難しいですね!

初めて作品を見せてもらった時には、びっくりして語彙力がなくなってしまいました。
画像では伝わらないかもしれませんが、本当に緻密で美しいです。
近くで見るとかなり立体的で、臨場感もあります。平面だけのポストカードと比較するとなおさらです。
海の上のかもめの快翔はもちろん、上にしがみついている2ひきの頼りなさやちっぽけな感じが強調されています。

また、仕上げのためか、ニスなどを塗っていただいているのですが、これが日のあたる海の煌めきのように見えて素敵なのです。

この絵を一番よく見せてくれるのはシャドウボックスで間違いない...と感じました。
額装までしてくださり、さらに世界観を助長させてくれています。
これがポストカード4枚からできてるなんて、考えられないです。

制作までの経緯

この素敵な作品を作ってくださった@clala_Kurumi(インスタのアカウント名)さんは、今年の4月に大阪の弁天町で開催され、私が出展者として参加していた「まちの小さな雑貨市」にお越しくださり、販売していたポストカードを偶然見つけてくださいました。

お話の中で、実際に過去に作られたシャドウボックスの画像を見せてくださり、そこでその存在を知ることになります。5種類あるポストカードのうち、「海を越えて」(=絵のタイトルです)を選んでいただき、制作をしていただくことになりました。
そして、翌月のロハスフェスタ出展時にはシャドウボックスになって戻ってきたのです。(訳:私が「シャドウボックス欲しい」とわがままを言ったので、わざわざイベントまで持ってくてくださいました。)

ロハスの時には看板的にシャドウボックスを置かせていただき、通りかかる人の目を引くのに大活躍してくれました。
製作も、会場まで持ってきてくださったことも、本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

おしらせ

また、@clala_Kurumiさんはシャドーボックス製作のレッスンもされています。
大阪の都島にある、poco a poco さんというお店で、月に2回ほどレッスンをされています。

私はポストカードが好きで、美術館に行ってはたくさん買って、自室の部屋にペタペタ貼っていました。
今回、初めてシャドウボックスという形で、額装された作品を(自分の絵だけど)飾ると、部屋の雰囲気が変わったように思います。
繊細なものが部屋の中にあると、普段のちょっとした行動が丁寧になるからかなと想像。
そういうものが生活の中にあっても良いし、それが自分で作れるのって素敵だと思います。

ご興味のある方はぜひ一度作ってみてください☺︎
教室のURL:https://pocoapoco-web.com/school/shadowbox/

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