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その捉え方、いただきます。

自分の凝り固まった捉え方、考え方の傾向。
同じ傾向のまま、同じ枠の中で考えていたって、
自分の幅は広がっていかない。

だから人と話すことって、私にとってはすごく必要なんです。

日常生活で自分の枠を広げていくことに意識を向けていたら、
子供の支援会議でも、
受け取れるものが変わったなぁ。

そんな気がした先日の次男の支援会議。


私は次男がいう言葉で、とても気になっている言葉があります。

それは
「大人になりたくない」。

私にとって、これはとても痛い言葉だったんです。
一番身近にいる大人の私が、
辛そうにみえてたんだろうな。
大変そうに見えたんだろうな。
近くにいる私が楽しそうな大人だったら、
次男は大人になるのを楽しみになるはず。

だから私は生き方を変えて、
自分が心からの笑顔になること、
自分の本音を生きることを諦めずにここ数年、
ひたすら自分と向き合ってきました。

私自身がまず自分を生きて、
大人になるっていいもんだって思ってもらいたかった。
生き方を変えていく私の背中をみてほしかった。

ここの思考回路にも見え隠れする
私は子供たちに悪影響を与えているんじゃないかという
不安感や罪悪感。

そして、子供に認めてもらいたい、
そんな気持ちもある。

この時私は、過去のデータから自分を見てる。
長男のときに、苦しかった時の自分。
あんな対応したくなかったという自分。

すごく苦しくて、思うように自分が動けなくて、
「くうちゃん(長男)さえいなければ」そんな気持ちを抱いた
自分に対する嫌悪感と罪悪感。
とてつもない悲しさ。

私は子供たちのことになると、
過去の罪悪感という眼鏡をかけて子供たちをみてるなと思う時があります。

そんな話を支援会議で話させてもらいました。
大人になりたくないっていう次男の言葉がずっと気になっているって。
特に子供たちのことになると
自分を否定的にとらえる傾向が私にはあるんですってことも
伝えながら。

そしたら、いろんな角度から新しい見方をくれました。

まず、身体面から。
「千空君(次男)は、
 手と手、目と手、手と足などを協調させて動くことが難しい。
 姿勢を保つこと自体もしんどい。

 そんな状態で自分で自分の世話をしなきゃいけないのは
 怖いし、本人の言葉でいえば、めんどくさい。
 やる気も起きにくいと思います。
 
 赤ちゃんの時みたいに、
 万能感を持っていたいというのもあると思います。
 泣いたら誰かが来てくれる。

 今はまだまだ不安の中にいるから。

 千空君は今不安を抱えながらすごく生きようとしてます。
 常に繊細にアンテナを張りながら。
 その繊細さは生きる上で大事なこと。

 いろんな面から、身体を動かすことが
 力になっていきますよ。」

みたいなことを教えてくれました。
身体の発達という面から、
今後私が取りたい行動の切り口がみつかりました。

私の中で次男にたいして、
めんどくさがらずに、これくらい自分でやってほしいと
思っていたこと何個もあります。

やるかやらないかの議論は、
今は置いといて。
その裏にある気持ちや不安をしっかりみてあげたいと思いました。

もう赤ちゃんじゃないんだからとか、
このままめんどくさがって何もしなくなったら
何もできない大人になっちゃうんじゃないかとか、
私の中で起こってくるいらだちや不安。

出来事を行動に現れた表面だけみていると
私は迷子になっちゃう。

行動の裏にあるものをしっかりみてあげる。
私はここを大事にしたいんだと再確認ができました。


そして、
「大人になりたくない」は、
「今がいいから、大人になりたくない」と
捉えてみたらいかがでしょうか?

と提案していただいて。

今がとても心地よくていい環境だから、
大人になりたくないって表現になってるんじゃないでしょうか?

ちゃんとお母さんの愛情をどこかで受け取ってるし、
しっかり伝わっているからこその言葉だと思いますよ。

って😿

私は今まで次男が
「大人になりたくない」
と言ったら
「大人になるとね、子供の時にできなかったこと
 たくさんできて楽しいんだよ。」って返していました。

これからは
「私も大人になってほしくない!!
 だって今一緒にいて幸せだもん」

って返そうと思います。

私自身の不安も、子供たちの不安も
全部ふんわり包み込んで、
自分たちへのやさしさに変換していこう。


子供の支援会議というものを
私はかれこれ7年続けてきています。

いろんな時期がありました。

藁にもすがる思いで、
気力も朽ち果てた状態でも、
専門家たちにアドバイスをいただいて
行動を後押ししてもらった時期。

誰にも理解されない感覚を持ちながら
自分の主張をするのをがんばった時期。
この時は、わかってほしい、理解してほしいという気持ちばかりで
自分の主張ばかりを押し通したくなった時期。
自分を表現するということや要望をしっかり出すことが
できるようになった反面、会議の時はいつも戦闘態勢。
結局相手の話を受け入れようともしていなかった時期。

その次に
せっかく会議をするんだから、
みんな気持ちよく終わる会議にしたいと
何も飾らずにみんながそれぞれの思いを出し合って
本当に対話できる会議にしていきたいと
頭を整理整頓していた時期があって。


今は
そのままの自分を
素直にただただ出せるようになりました。
こっちに応えてよ!!という感じがなくなって、
関わってくださる方のやさしさを受け取れるようになりました。
意見が違っても、その奥にある
私たち家族に対する思いやりを受け取れるようになりました。

そんな感じがしています。

どんな状態のときも
全力で向き合ってたなと思います。

よくやりました、自分😊


自分のことを受け入れることができればできるほど、
周りから受け取れるものも
豊かになってくな。

そんなことを感じた次男の支援会議でした。

私が荒れ狂ってるときも、
不安定で泣いているときも、
不満を発したときも、
ずっと寄り添ってくださってた
関係者のみなさんに感謝です😿

本当にありがとうございます!!

広い目で子供のことをとらえられるように
これからもよろしくお願いします✨














 
 
 











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