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自分の声を聴く

録音した声と、自分が聞いた声って全然違う。
この感覚って、きっとみんなあると思う。

最近、初めて歌のレッスンを受けてみた。
歌が上手になる、音程をうまくとるとかそういう目的ではなくて、
「自分を表現すること」をしたかった。

自分で仕事を創り上げていこうと思うと、
奥にある自分の表現ができない限りは発信が止まっちゃう。
無理に発信しようとしても、苦しくなっちゃう。
そのつっかかりを取りたかった。

私は歌うことは好き。
毎日歌いながら🍚を作る。

でも、自分が書いた詩で歌おうとすると、歌えなくなる。
恥ずかしくなって、
「私は歌えない、歌って。」ってバンドメンバーに振る。
私が歌ったら、詩につけてくれたせっかくの音が
だめになっちゃう気がして。
私の好きなバンドメンバーの声で歌ってほしいなって思ってた。

そう、私自分の声、嫌いだったみたい。
昔「なんだよ、そのアニメ声」って言われたり、
高音になるとキンキンしちゃう感じ。
だから何となく、低い声を出そうとしてがんばってた。

昔お母さんが電話で、
妙に高い声で話すのもすごく気になってて。
誰かと話すことって、緊張したりかしこまらなきゃなことなのかな
っていう違和感があったことも思い出した。


歌の先生に言われて心に残ったのが、

「本当の声を聴けているのは自分のみ。
 声として発していない声が聴けるのも自分だけ。
 内側の声を聴いて、
 その声に対して自分が何をしてあげられるかだと思ってる。」

とっても心に響いた。

相手がどう思っているかを推測することばかりしていた私は、
自分の声がわからなくなってた。

最近自分の声がだいぶ聴けるようになった。
でもそれを出そうとしたら止まっちゃう自分がいる。
何でだろ。

そう思ってたら、先生が自分の経験も踏まえて

「何でかなと思う前に歌えばいいんだよ。」
そう話してくれた。

そんな話をしてから
歌のレッスンに入る。

私がその日持っていった曲は、
長男のことを病気だ、障害だ、普通じゃないって言われたり、
学校になかなか理解してもらえないって気持ちを抱えて、
なんでこんなにうまくいかないの?
でも誰からなんて言われても、
子供たちの笑顔は私が守る!!

そんな気持ちの時に書いた詩だったから
途中で泣けて歌えなくなる。

そして当時の悔しいとか悲しいとかいう感覚とは違って、
隣になぜか未来の私もいて
一緒に歌ってくれてる感覚もあって
嬉し涙も混ざった不思議な涙。

一緒に行ってくれた友達も
泣いてる私の後ろにきて身体をやさしく触ってくれてて。

先生は、そんな私に寄り添いつつ、
私が一番心地よく出せる高さ、
気持ちが乗る高さを探してくれた。

今回は「自分で自分を超えるよ」
みたいな雰囲気になってたから、
ちょっと超えすぎかな~って言いながら
5度上げで最終的には笑いながら歌いきることができた。

先生が歌の間に入れてくれる
「超えるよー!!」
「そうだ!!」
とかいう合いの手も面白くて(笑)


この時録音した自分の歌声を、
私は毎日聞いている。

そしたらきらいだった自分の声が
少し好きになれた。

私の声が、自分を後押ししてくれてる気がした。


私の耳は小さい時から
聞こえない周波数の音がある。
その聞こえない無音のところが
きっと私は好き。

相手の中にある音にならない音
声にならない声
言葉にならない言葉
そんな部分に共鳴できるから音楽が好きなのかな。

色々ごちゃごちゃ考えるけど、
考えてるくらいなら動けばいい、
考える前に歌えばいい、
そんな感覚になれて、色んな気づきがあったレッスンでした。

ほんとに感謝しかないです💕


自分の内側の小さな小さな声にも、
自分がしっかり答えてあげよう✨

今の内側の私は、
お腹がすいたと言ってる(笑)
トイレも行きたいと言ってる。

いつもありがとね、私💕
これから出すもの出して栄養いれるね😊



先に声を出すことで、
行動を踏み出す勇気にもなる。

その時の気分で
日々、自分の声で歌おう🎵


↓今は「いつかきっと」って曲名と音楽がプレゼントされて
明るい曲になっています😊
良かったら歌詞見てみてください。

https://note.com/amanesuko/n/n9407db33a3fa


のんびり休日の朝。
愛てんこもり🍚をおすそわけ。
今日もいい一日です✨


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