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【AZ】インタビュー parako(張り子作家)

何かをはじめて活動の様が<ここから>という時、迷いや躊躇を感じることが多いだろう。とくに作家は、”作家”という肩書きを抱く時、しばし躊躇うこともあるかもしれない。しかし、私が初めてあった時からparakoさんには、それが無かった。もう出会った時には「張り子作家」としての芯が据わっていたのだ。そこからparakoさんの揺るぎのない作家としての情熱や決意を、うかがい知ることができる。すでに将来のパーパスも、はっきりとparakoさんには見えており、これからさらに活動が飛躍することは、いうまでもない。



──自己紹介をお願いします

静岡市内で海の生き物の張り子を制作している、張り子作家のparako(ぱらこ)です。Potte hariko(ぽってはりこ)という名前でオンラインショップやイベントに出店しています。


──創作の中で意識していることやコンセプトはありますか?

絵本のような、ゆるく柔らかい空気感を意識しています。不意に目が合うとくすっと笑えて、ちょっと心が軽くなるような…そんな子達を目指しています。

あまねくでの会期にて


──普段、どのようなことからインスピレーションを受けますか?

海洋生物の動画や図鑑、絵本におもちゃ、子供向けの番組や子供が発した言葉などなど…たくさんのものにインスピレーションを受けています。


あまねくでの会期にて


──今回AZに出品いただく作品について教えてください。

海の生き物たちがスイーツに擬態しているというテーマで制作しました。日常に、こんな感じで海の生き物たちが紛れ込んでいたらとても楽しいだろうなぁ…という気持ちで手を動かしました。作品を見て、ほっこりしていただけたら嬉しいです。


──今後の活動ビジョンを教えてください。

和紙で出来た暖かみのある"張り子"をもっとたくさんの方に知っていただけるように、県内は勿論、県外のイベントや展示にも参加していきたいと思っています。ずっと先の夢としては、もっとたくさんの生き物を張り子で制作して"張り子の水族館"という個展を開くことがあります。そこに向かって、仕事と育児の合間で細々とではありますが、長く活動を続けていきたいと思っています。


parako(張り子作家)
INTERVIEW 2024.2.17


APARTMENT ZOO vol.6

会期:2024年3月9日〜3月23日
会場:アート&スペース あまねく
住所:静岡県静岡市葵区鷹匠2-10-24 AP2F 1号
開館時間:12:00〜17:00
休廊日:月・木

グーグルマップで検索する場合は「la potto. teto」でご検索ください。


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