【AZ】インタビュー 有坂はるな(画家)
当ギャラリーで初めて絵画の個展をやってくれた作家が有坂さんである。ご本人に会う前に先にSNSで絵をみた。その作品達には揺れ動く”たおやかさ”が存在していた。作品をみて一瞬にして不安が胸をよぎる。この作品達を迎え入れるには、あまねくでは、まだ未熟すぎやしないだろうかと。初めて会った時は、お互いに少し探り合いのような感じだったかもしれない。あれから3年、有坂さんの作品の”たおやかさ”は、妖艶さも湛えている。自分自身の感情と向かい合い続けている有坂さんの作品を、今後も見続けたい。
──自己紹介をお願いします
有坂はるなです。絵を描いています。
──創作の中で意識していることやコンセプトはありますか?
人間の心は何処にあるのか。魂は存在するのか。それが存在するのであればどんな形か、どんな色か。言葉では表現しきれない人間の内面に触れ、痛々しさや淋しさ、やりきれない感情、それらの感情の近くにある温かさ、冷たさを絵画で表現しています。 描いている時意識していることは特に無いです。ストレスとかが溜まると感情の捌け口として人が歌ったり運動したりするのと同じです。踊れたら踊っています。歌えたら歌っています。なんだって良かったのかもしれないけどたまたま絵が好きだったので描いてます。感情の貝塚です。
──普段、どのようなことからインスピレーションを受けますか?
音楽聴きます。あとは電車に乗ります。散歩も好きです。
──今回AZに出品いただく作品について教えてください。
ギリ動物です。
──今後の活動ビジョンを教えてください。
5月に東京でグループ展、7月に大阪のSUNABAギャラリー様にて個展、静岡でグループ展あります。 展示のためではない制作も頑張っていきたいです。
有坂はるな(画家)
INTERVIEW 2024.2.27
APARTMENT ZOO vol.6
会期:2024年3月9日〜3月23日
会場:アート&スペース あまねく
住所:静岡県静岡市葵区鷹匠2-10-24 AP2F 1号
開館時間:12:00〜17:00
休廊日:月・木
グーグルマップで検索する場合は「la potto. teto」でご検索ください。
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