「これまでで1番のチャレンジ」#書く習慣 Day21

今日は風があるので、お出かけしても涼しい！
汗はかきましたが、風があるのとないのとでは体感温度が違いますね。

本日の#書く習慣、テーマは「これまでで1番のチャレンジ」。

おととしのことになります。
挙式場で、トランペット演奏仕事していたころのお話をしたいと思います。

わたしの担当は、ハモりパートでした。
メロディラインは、別の同僚が吹いてくれます。

あるとき、どうしてもメロディラインを吹ける同僚がシフトに入れない日が発生しました。
ついにわたしも、メロディラインのパートを吹くことになるのですが……。

普段、ハモりパートしか吹いてこなかったので高い音を出すことに苦戦していました。
プロのトランペット奏者にオンラインレッスンを受け、不安で泣きながら練習した日もありました。

挙式を挙げられるお二人の晴れの門出を、台無しにしたくない。
そう、思っていたのです。

プロの先生にも、不安を吐露しました。
するとシンプルな答えが返ってきたのです。

「お祝いする気持ちは持っているでしょう。あなたの役割は、挙式を音楽で盛り上げる。これが本質です。」

わたしは、本質を見失っていました。
トランペットで音を外したくない、という思いばかりにとらわれていたのです。

結果的に、本番は大成功でした！
吹き終わってから、体が小刻みに震えていたことはよく覚えています。

もともと高音が出せなくて、メロディパートを任されることはないと思っていました。
でも、チャレンジして本当によかった。

なんとなく毎日練習していたのですが、本番に向けて練習に意味を持たせることができたからです。

学びの多い、チャレンジとなりました。