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HSPの白黒思考とは|脱・完璧主義で不安なく仕事に取り組む考え方

今日の記事は、久しぶりにHSP関連の記事です。
寝かせた記事をブラッシュアップした内容ですので、ぜひ最後までお読みいただけるとわたしが踊りだします。



HSPが陥りやすい、白黒思考をご存じでしょうか。
以前はわたしも白黒思考になりがちでした。

物事を、両極端に考えてしまう思考。
完璧主義とも言いかえられる白黒思考は、仕事効率を下げてしまうリスクが潜んでいます。

この記事は【脱・完璧主義】をメインテーマに、仕事効率を上げる考え方を提案するものです。

  • 完璧かどうかは他人が判断する

  • 一度最後まで取り組み見直す時間を作る

この二つを意識するだけで、仕事効率は劇的にアップします!


なぜ完璧主義者ほど仕事がうまくいかないのか

完璧主義と聞くと、真面目で仕事ができるイメージを持つかもしれません。

ところが、完璧でなければいけないというプレッシャーに押しつぶされ、ベストパフォーマンスができないHSPも多くいるのが現実です。

ここからは、以下の二点について解説しています。

  1. 白黒思考は損

  2. 完璧主義の落とし穴

白黒思考について知ることで、自分がいま白黒思考になっていないか確かめられるようになります。


1.白黒思考は損

はっきりと物事を区別する傾向にある白黒思考
これは、HSPによく見られる思考です。

白と黒、二つの色は対照的ですね。

しかし場面によっては、グレーでもいいのです。
それなのに白か黒にこだわり続けていると、偏った作業内容になることも……

白黒思考は、自分で自分のパフォーマンスを悪くしているようなものなのです。

ときには白黒思考が求められる場面も、あるかもしれません。
基本的には白黒思考より、グラデーション(グレー)になってもいいと考えましょう!

2.完璧主義の落とし穴

HSPは完璧主義である、というイメージは払拭しなくてはなりません。
いつでも真面目に仕事をする反面、完璧であることにこだわりすぎているからです。

これ、実は白黒思考そのものなんですよね。

完璧か、完璧じゃないか、という白黒思考をあらためる必要があります。
真面目なHSPほど、「自分は完璧主義者」だという自覚がありませんか?

次の章では、【脱・完璧主義】を意識した考え方を提案しています。
慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、習得すると仕事が楽しくなるはずです!


脱・完璧主義!HSPが試したい仕事に取り組む考え方

ここからは、HSPに試してほしい仕事に取り組むときの考え方を提案しています。

主なチェックポイントは、以下の二つです。

  1. あなたが完璧かどうかは、周りの人が判断する

  2. 一度最後まで取り組み、見直す時間を作る

シンプルですが、仕事効率アップに効き目がある考え方です。
ふせんに書いて、見えるところに貼って意識してみましょう!


1.あなたが完璧かどうかは周りの人が判断する

「完璧じゃないと、気が済まない!」

と、おっしゃる人もいるかもしれません。

しかし実際、あなたが完璧な仕事をしたかどうかを判断するのは同僚や上司たちです。
自分でコントロールできないことを気にしても、無駄な時間を過ごすことになります。

こう考えると、肩の荷が下りるような気がしてきませんか?
プレッシャーから解放され、余計なことを考えずに仕事を進められるようになります。


2.一度最後まで取り組み見直す時間を作る

ではここで、学生時代の試験を思い出してみてください。

試験中わからない問題は飛ばして、できる問題から解き進めた経験はないでしょうか。
限られた時間を使い、できるだけ効率よく解答しなければいい高点数も採れません

この取り組み方は、仕事でも応用できます。
時間がかかりそうな仕事内容だと感じたら、後回しにしてほかのタスクを進めましょう!

できるタスクを優先すると、進捗率が高まり気持ちに余裕が生まれます。
この後に後回しにしていたタスクを、時間をかけてこなしましょう。

試験のとき、見直しする時間を作りましたよね。
仕事でも見直す時間を確保したいので、いったんはグレーな仕事の進め方になります。

最終的に白もしくは黒を目指せばいいので、序盤は落ち着いて取り組んでみてください。


最終的に結果が出せれば大丈夫

白黒思考になりがちなHSPは考え方次第で、作業パフォーマンスに影響がもろに出ます。

  • 完璧かどうかは周りが判断する

  • 一度最後まで取り組み、見直す時間を作る

この二つを意識するだけで、きっと仕事効率がアップするはず。

いつも仕事中、時間がかかりがちな人には特におすすめです。
ぜひ実践してみてください!

実際に試していいなと思ったら、コメントで教えてくださいね。


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