見出し画像

盗聴器か?読心術か?

夏休み恒例、
夫の弟家族、妹家族、義母と食べる流しそうめん。

今年は「怖っ」って思うことがあった。


私が親族付き合いのことで夫にぶちまけた不満は
夫以外の誰にも言ってないのに、
今年の流しそうめんの日、なぜか解消されていた。


「ええ!?盗聴器でも仕掛けてるの?」

「離れてても、テレパシーか何かで
 私の気持ちが届いてんの?」

って思う出来事があったんです。

何家族も集まって
ホームパーティをすることに憧れていた私は
夫と結婚して、その願いが実現した。

夫親族と年に5回は何かと集まってます。

正月、GW、夏の流しそうめん、
9月の義母の誕生日、年末の餅つき。

みんなでワイワイ過ごすのが楽しい。
子どもたちが元気に仲良く遊んでるのを見るのが
幸せ。


集まるのは義実家横に家を建てた我が家です。
夫は長男だし、義実家は家具や物が多すぎて、
総勢13人が一堂に会して食事をしたり
遊んだりするのは厳しい。
だから、リビングを広く作って
家具も作りつけにした我が家に集まるのは
必然だと思っている。

私は理解したうえで、家を建て引っ越してきている。


でも!

ここは、あんたたちの実家じゃないぞ!

実家に帰ってきてラクしよーって
場所じゃないんだよっ!

息子&娘家族を呼びたいのは
私じゃなくて義母だろっ!

そして、集まりたいのは夫とその弟妹だろっ!

みんなが来る前の家の片づけは仕方ないにしても、
遊んでる最中の子どもたちの相手、
食べるものの準備、食べ終わった後の片づけ、
その他もろもろ、何で私と夫が2人で
7割ほど動いてんだ!?

ちょっとは片づけろよ!

勝手に冷蔵庫明けて飲み物飲んでんじゃねえか!

遠慮してないんだから、片づけに動けるだろっ!

はあ、はぁ。
思い出して、思わず力が入ってしまった。

回数を重ねるごとに、年数を経るごとに
こんなふうに腑に落ちない文句を
私は抱えていったわけです。

で!
親族集まり後、毎回のように
夫にグチグチと文句を言っていたのだけど、
とうとう今回、
流しそうめんの日が決まった時点で
不満を大量にぶちまけてしまったわけです。

「今回は、私、ゴミはここ入れてーって言うで」
「これして、とか言うからな」


ん?
私がしてほしいことを言わなさすぎだったのか??


自分で言って、そう気づきました。
私的には夫の母と弟家族、妹家族ですから、
アウェー感があって言えなかったんですね。

言いたくても、言えない。
言わなくていいかー

と、思って過ごしてきていたみたいです。


そして、当日。

「今日はちゃんと言うぞ!」


心の中で握りこぶしを握っていたんだけど、
私が何か言う前から、

・テーブルを拭いてくれる
・そうめんを流してくれる
・紙コップやら紙皿などのゴミを集めてくれる

など、みなさん動いてくれる。


ええー。ウソ―。なんでぇ。


聞こえてた?私の文句。
怖っ。

そう思いましたよ。


でも、こうやって文章を書いてて思い出した。


私、小学生になった娘や甥っ子に
手伝いをさせたんだ。

「お箸、配り担当してー」
「お茶担当お願いー」

子どもを動かしたから、
大人も動かなきゃって思ったのかな。

義母を筆頭に、妹夫婦、弟夫婦が
子どもの遊び相手も含めて

いつもより動いてくれたよ。

私、頼みやすい人をダシにして動かしてたんだな。
ちょっとやり方がせこかったかな。


まあ、いいや。
小学生だからお手伝いさせたらいいし。
めっちゃ簡単なことしか頼んでないし。


やってほしいことは言うことが大事。

察してはよろしくない。
それは究極の自己中だと私は思ってる。


そんな自己中を何年もやってきた私は
40代半ばにしてカッコ悪かったな。

まあ、でも気づけて良かった。
そう思うことにしよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?