詞と曲のベースは高校二年の秋。
ちゃんと曲として仕上げたのは大学に入ってからだったはず。
（サウンドフォント：Arachno）

「枯葉」

風は北向きに変わり　僕はまだ夢を見たままで

並木通りは一面　黄色い絨毯が敷き詰められ
風は枯葉を舞い上げ　僕はまだ夢を見たままで

ひとつひとつ思い返してみる　季節が変わる前の君を
わかりきった世界の掟さえ怖くなかったのは
君がひとときの未来を描いてくれていたから
終わりゆく恋を僕はまだ手放すことができない

並木通りは一面　黄色い絨毯が敷き詰められ
風は北向きに変わり　僕はまだ夢を見たままで


君の姿今も追い求めてさまよう　過去の記憶の中
笑顔　涙　触れた指先　もう届かない温もり
醒めて消えないようにまた　夢へ意識を沈める
終わりゆく恋を僕はまだ手放すことができない

並木通りはもうじき　真白な雪で覆われるだろう
風は心を吹き抜け　僕はまだ夢を見たままで