読んだメモ:「誰のためのデザイン」#1

一番気になった文章引用


自分を責めてしまう誤り。

大抵のヒューマンエラーは、デザインが悪い結果。としておこる。人に責任をかぶせるのは、問題を片付ける上での便利な方法にすぎない。かもしれない。それをよくできるのかがデザインする。ということである。
何かがうまくいかない時は人に過失がある。という考えが社会の中では深く定着している。たいていのヒューマンエラーはデザインが悪い結果として起こるのであり、システムエラーと呼ぶべき。人は絶えず誤る。それは我々の自然で本質的な部分である。システムのデザインは、この点を考慮すべきなのだ。
我々がエラーと呼ぶものは、悪いコミュニケーションやインタラクションのことである。
人間の強みは、新しい問題に出会ったときに解決策を生む柔軟性と創造性にある。人は創造的かつ想像的なのであって、機械的で性格なのではない。機械は精度と正確さを必要とするが、人はそうでもない。
欠陥を見つけるのは簡単だが、物事をよくできるか。という所に鍵がある。その難しさがどこから来ているのか自問してみよう。「自分がより良くできない限り、批判しないこと」まずいデザインがなぜ起こったのか考えるようにする。そして、ほかにどのような可能性があったのかを考える様にする。悪いデザインの原因と改善案を考えると、良いデザインのありがたさが分かる。

とても分厚い本でしたが、この部分はとても印象的に残りました。これはデザインについてに語っている本だけれど、この人の誤りについては、生活全般全てに当てはまることだなぁ。と感じます。とても小さな日々の暮らしの中にも。子育ての毎日にも。
そう考えると、デザインってセンスがないとできない。と、すぐ才能やセンスに結びつけて思考を切ってしまうのはどうなんだろうなぁ。と、あとは、デザインする。って突き詰めて考えるとどういう事なのか?絵が上手にかけるとか配色がいいとか。綺麗な物をつくれる。とか。そういう物でもないんだろうなぁ。すごくかっこつけていうと、生きてる生活している全てはデザインなんだろうなぁ。と思います、なぜなら、ノーマン先生も書いていますが、人間は創造的かつ想像的だからです。

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