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極上!名古屋メシ


墓参りと、麒麟がくるツアーと、ごーとぅーへる、じゃなかった Gotoトラベルを兼ねて岐阜旅行を計画したのはだんなでした。

それはそれは大変な熱の入れようで、全てを仕切っている。こんな時にと文句も言えず、すごいスケジュールで連れ出された。私も行きたいかと言われればそりゃ行きたいに決まっている。

まずは午後に到着した名古屋。
(前日は母の病院との話し合い。午前中は 遅くなった下の子の運動会で PTA当番もあるという超・過密スケジュール)
あれこれすっとばして、 何が言いたいかと言うと夕飯に行ったのは、「世界の山ちゃん」です。
居酒屋だが、夜に子供なんて連れ出して大丈夫かなと思ったら、予想外に子供づれがたーくさんいた。
まだ時間も早かった。

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・手羽先
・みそ串カツ
・どて煮
・天むす
・タッタ揚げ
・焼きそば(下にたまごを敷いてるのが名古屋スタイルとか)
・チャーハン
・サーモンのシーザーサラダ

チャーハンやシーザーサラダはともかく、手羽・焼きそば、みそ串カツ、どて煮、天むすあたりが名古屋メシ定番だ。来るものがどれもすべて、とにかくおいしい。みそみそだからすっきりしたものの付け合わせも進んだ。

あまりにも美味しく、ものすごい勢いで腹いっぱいにつめこんだ。


翌朝はモーニングに向かおうと、加藤珈琲に出発。
何とレンタカー屋のすぐそばだ。この計画のそつのなさが逆に怖い。

しかし、朝からどうしてこんな?というほどの長蛇の列でとても入れない。

近くのコメダはマスターとおばさま、たった二人で目を血走らせてやっている。ツーオペでまったく余裕がない。背後には列が出来はじめ名前を書くリストもないし、ウーバーイーツまで来てもうカオス。

仕方なく朝はドトールへ入った。

なぜだかよくわからないけど、ミラノサンドが普段食べている地元のより美味しかった…。どういうこと?あまりにも美味しいので、少しだけ下の子にサンドをかじらせたら、そのあと返してくれずにほとんど食べられてしまう。

名古屋マジック?モーニングの謎?

とりあえず、岐阜のお墓参りに出発し、おじいさまの墓石を磨き上げた。
このお墓はだんなの父方のおじいさまのものだが、この人(=だんな)、母方が神田の出のちゃきちゃきの江戸っ子で、本人も東京生まれの東京育ち、すぐかっとなる性質もどちらかというとそっちの血が濃いように見受けられるのだが…。

まあ今回はグルメの話なのでこれは脱線です。
馬籠宿の屋台で、五平餅とあったかいかけそばをいただく。

五平餅は丸くて団子状のもの。

出川哲朗の「充電させてもらえませんか?」でもそうだったらしいが、馬籠あたりは串団子状で、ある地域を境目に急に平べったくなるらしい。

おそばは、プラスチックの容器に入ったお祭りで食べるようなアレなのだけど、異常に美味く、おとなりの人が話していたが
「ここのそば、昨日も食べたって人が言ってたけど、今日の方が断然美味しいって!」
当たりだ。運がいい。

馬籠から岐阜城に駆けこんで、ロープウェイはすごい人込みだったり、くたくたになって帰ったが、このレポは「麒麟がくる」のレポではないので、名古屋に戻ります。

名古屋に、戻って連れて行かれたのは「あつた蓬莱軒」

普段、グルメ記事なんてまったく書かないものだから「おいしかった」以外の台詞を知らないのだが、とにかく、ひたすら美味しかった。

今さらこんなしろうとが説明するまでもないのだが、 ひつまぶしは一杯目は普通に頂き、二杯目は薬味をかけていただき、三杯目はだし汁をかけて食べる。その中で、最もおいしかった食べ方で食べる、と言われている。
一杯目も二杯目も三杯目も美味しかったので甲乙つけがたく、さまざまな食べ方のおかげで飽きが来ない。だしはさっぱりしているし薬味も美味しい。

ネギが嫌いな上の子が、ネギを全部入れて食べていた。
上の子「ネギまでうまい」
わたしが「おいしかったです」というよりも、この子がいかにネギが嫌いでこれまでの人生で親を悩ませて来たかというのをまず説明した方が、どれだけこのひつまぶしが美味しかったかを示すことが出来るように思う。

ていうかネギ嫌いすぎ。


本当にすばらしく良いタイミングで、コナさんのツイートで老舗喫茶店「コンパル」を知る。

なんてタイムリ―すぎるしおいしそうすぎる!
加藤珈琲にリベンジするより、こっちに行きたい!

しかし今回の旅行は、完璧に計画を立てているだんなが目を血走らせて仕切っているし、こちらは何もしてないのであまり威張ったこと言えない。

帰りの道すがら遠慮がちに「あのう、こちらにコンパルっていう喫茶店があるようなのですが」と提案するも、却下される。

スケジュールが過密だとのこと…。
うーん。

だがまだ幸運の女神に見放されてはいなかった!

ごーとぅーへるキャンペーンで旅行を予約すると、旅行代金の15%相当額の地域共通クーポンがついてくる。これがまだ余りが1万6千ほどあるのだ!

案外にも電子クーポンで使えるところが少なく、使うのに苦戦した。紙クーポン対応のみの店が多かった。

朝のホテルバイキングで使おうと話していたのだが、朝になってだんなのテンションが下がっている。

ホテルバイキング、すごい値段がするのだ…。
ごーとぅーで、身の丈に合わないホテルを選んじゃったからだろう。
しかも、ケチって食事は抜いている。( 悲しい平民の性よ)

「コンパル行ってもいいかな!?コンパル!!」
「よしじゃあ、行ってみようか」

美味しいー!!

エビフライサンドも美味しいが、下の子が頼んだポークカツサンドも美味しかった。だんなと上の子はモーニングを頼んだので、ハムトーストだったのだが、あまりに美味しいのでエビフライサンドを大部分よこどりされてしまった…。

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今こうしてメニューを見なおしているとよだれが出てきました。
深夜なのに。

ここから犬山城と明治村に出発し、(犬山城LOVE♡)雨も降っているし、電車で行ったので時間が来るたびに走りまくるという、超初心者的観光客行動を取って、散々疲れてへとへとになって名古屋に戻る。

おお…名古屋よ…。
すでに家みたいな感覚になっている。

疲れた所で、最後にケンカするというおまけつきで、入ったのが矢場とん。

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ここは電子クーポンが使える矢場とん(エスカ店)に入ったので、あまりの全部を使い切った。喧嘩もしたし、もう無茶苦茶してやれと思って極上リブとんかつ1800円を頼んでみた。

皆はおとなしくロースとんかつとかみそかつ丼とか。
母親一人が極上リブとんかつ。

無言でガツガツ食べる。もう本当にむっちゃ美味しい。

おまけに別売りで売っているみそかつソースまで買ってしまって、払ったお金は300円!

1800円ロースとんかつが300円!(ちがう)
このお得感は本当にすごかった。
クーポン使い切った。



旅というものは、やはり食事が美味しいと、ほかのすべての粗は見逃せるもので、今まで行ったどの旅行よりも満足度がすごかった。

ほぼすべての食事が美味しいという、すばらしい体験。
名古屋メシは…名古屋メシはうまいです。

運も味方し、名店を根こそぎ狙っただんなの情報収集能力の勝利でもある。
(一応アゲとく)

そしてコナさん、本当にありがとうございましたー!!




おわり。




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