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人間の集中力は、あてにならない。

※10分間で書く、下書き・推敲なしのぶっつけ本番エッセイ。毎日更新136日目※

最近、集中力の低下が著しい。というより、集中力の持続時間が減った、とでも言おうか。前は午前中の3時間くらいはぶっ通しで仕事できていたのに、いまは1時間ごとくらいに休憩を入れないといけない。ぷつりと緊張の糸が切れて、なんかふわーっとちがうことに手をつけてしまう。

別に、やる気がないわけじゃない。それでも、ふとした瞬間にスイッチが切れてしまうんだ。

そもそもわたしは、人間の集中力というものをあまり信用していない。いやだって、そもそも集中ってなによ、みたいに思わない? ほかのことが目に入らず、結果的に集中していることはあっても、「さぁ集中するぞォ!」ってときはたいていなにかに気をとられてるよね。自発的な集中というより、のめり込んだ結果集中してた、みたいな感じじゃない?

まぁここらへんはくわしくないけど、集中に関する論文もけっこうたくさんあるよね。えぇっと、30分だっけ、1時間だっけ? 最大でもそれくらいしか保たないよーみたいな主張も見たことがある。

集中って、要は短距離走なんだよな。脇目も振らずに全力で走って、ゴールしたときに振り返ってはじめて「あ、こんなところまで来たんだ」って思うもの。長距離走りたければそれなりの走り方があって、「集中して何かをやる」は長期戦には向いてない。人間の能力的に。たぶん。

そう考えると、短時間の集中期間にいかに濃密に書くか、もしくはどうやってうまく休憩して持続的に短距離走を繰り返すか、っていうのが大事になるよね。

たぶん、どう集中するか、とか、いかに長い時間作業できるかって、そんな大事じゃないんだと思う。だって意識的に集中するものじゃないし、そもそも短距離走だから長いことやる前提じゃないしね。

人間の集中力なんてたいしてあてにならないんだよ。だからこそ、しっかりお仕事するために、メリハリつけたり環境を整えたりするのが大事なんだろうなぁ。

じゃあ、またあしたね。

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