ゲームクリアという、寂寥感。
※10分間で書く、下書き・推敲なしのぶっつけ本番エッセイ。毎日更新50日目※
昨日、モンスターハンターワールドというゲームをクリアした。とはいってもMHWはストーリー自体はないも同然で、ひたすらモンスターを倒し、それによって武器や装備を強化していくゲーム。ストーリーを「いったん」クリアしても、その後さらに強大なモンスターがいるし、そもそも「終わり」がないゲームなんだけど。
MHWにはハンターランクというものがあって、最高999らしい。プロハン、つまり「プロハンター」と呼ばれる人たちもいる。やばいかっこいい。
じゃあストーリークリアしたわたしのハンターランクは?というと、39。さんじゅうきゅう。999のうち、39。えっ弱ッ!
だからプロのハンターまでの道のりはまだまだ長く険しいわけだけど、なーんかいまいちやる気が出ない。いままではもう「ああモンハンやりたい!」ってそわそわしてたのに。
それはモンハンに飽きたからじゃなくて、ストーリークリアしたことによる寂寥感……一種のさみしさがあるからだと思う。
ここからが本番!とはいえ、一応ストーリーはクリアしたわけで、あとは自分的には「やりこみ」とか「番外編」とか、そんなイメージ。だから、「クリア」に向けて猛進していたところでふとクリアしちゃうと、「あれっ終わり? これからなにを目標とすれば??」みたいになってる。
いや、でもやるんだけど。やりたいんだけど。もっと上手になって、もうちょっとしたら華々しくオンラインデビューも果たしたいんだけど。
あーなんかこの気持ち、仕事でもあるなぁ。ある程度目標とするところまで行き着いてしまった。それもたいした苦労や苦痛もなく。一生懸命やってたら、ふと到達した、みたいな。
それで、「あれ、これでいいの? これからどうするの?」みたいな。
ゲームクリアがさみしい、というより、「目標に向かって熱中する」という経験をもう味わえないのかな……っていうのがなんだかさみしいというか。
それでもモンハンは好きだし、文章を書くことも大好きなんだけど。やっぱり人間の意志なんてたいしたものではないから。どこかしらに「目標」というニンジンをぶら下げておかないと、走れないものなんだよ。
じゃあどうしようか。なにを目標に夢中になればいいんだろう。それを考える前に、いまはまだちょっと、ストーリークリアの余韻に浸っていたい。ゲーム雑魚すぎると定評があり、あまりに弱すぎて彼に「いっしょにゲームやったらイライラするからやめよう」と言われたわたし。ふだんゲームをやらないわたし。そんなわたしが人生で一番ハマったゲームだ。ちょっと余韻に浸ったら、仕切り直してまたどっぷりと浸かっていこう。
いやまぁ、仕事も楽しんでやってるけどね!
じゃあ、またあしたね。
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