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23.コロナは人間家畜化への布石、次のシナリオは改憲。

マスメディアでは、毎日毎日コロナで大騒ぎで、茶番とわかっている側としては、乾いた笑いしか出てきませんね。
インフルエンザのときは1週間に180万人あまりも感染者が出たのにもかかわらず、いまのコロナは1万8千人あまり。しかもほとんどが無症状者。まともな思考力があれば、騒ぐほどのことではないとわかるはずのことではないでしょうか。そんな私の気持ちを代弁してくださるように、Twitterに次のような動画を上げてくださる方がおりました(笑)。

まぁ、笑ってる場合でもないのですが……。
で、多くの人が醒めた目で眺めているにもかかわらず、これほどしつこくコロナの報道を続けるのは、何か目的があるのでは、と考えざるを得ないと思うようになりました。
コロナによって、どのように社会が変えられていくのか、ということです。
多くの人がコロナの被害に気をとられている間に、裏で何かが進められている恐れがあるということです。それを見逃してはいけないと思います。

この騒ぎは、「ショックドクトリン」という「政治手法」だと私は考えています。「惨事便乗型政治」とも言われ、災害や惨事が起きた時、その騒ぎを利用して金儲けを行うという、いわば「火事場泥棒」のことです。
コロナの恐怖を煽って国民の意識をそこに集中させ、国民の意識が届かないところで、自分たちの都合のいい法案を通していくというものです。

私が気がついたのは「検察庁法改正」や「種苗法改正」「添加物の規制緩和」「水道の民営化」「RCEP協定」などでしたが、もっと酷い「火事場泥棒」が行われようとしていることに気がつきました。

それは参政党のHPを見て気になったことなのですが、「天皇を中心とする国作り」「八紘一宇」にも違和感がありましたが、さらに政策として「10の柱」が紹介されているのですが、その1つの「六の柱(国防力と危機管理力づくり)」が他の柱と比べて4倍ほどのボリュームがあることにも違和感を感じました。

先手防衛」「先手危機管理」「先手戦略外交」という言葉が並んでいます。参政党が最もやりたい政策は、これなのかという印象をもちました。
で、「先手」という言葉で私の脳裏をよぎったのは、80年前の「真珠湾攻撃」でした。

真珠湾にあった米軍基地を脅威に感じていた日本海軍が、先手を打って実行した奇襲攻撃です。
この攻撃が、日本を「」として扱っていいという口実になりました。いまから振り返ってみれば、あの先手攻撃は「彼ら」の仕掛けた罠だったという説を唱える人もいます。私も同様に思っています。

ですから、いまになってまたわざわざ「彼ら」の仕掛けた罠に飛び込んで行こうとする人々に疑問を感じます。
彼ら」の手先となって動いている人もいるでしょうし、「正義感」から動いている人もいると思います。

で、厄介なのが、「正義感」から動いている人が「無知」ゆえに、そちらの方向へ動いている場合です。彼らは自分の行動を「」と信じて疑わないわけですから。
80年前もそのような意識で戦争を推進させていった人々もいたと思います。

というわけで、いろいろ「危機感」を感じて調べてみたところ、なんといま、与野党が一体となって「改憲(憲法改正)」に動いていることを知りました。彼らは「現行の憲法はGHQに押しつけられた」という考えを根拠に「改憲」を進めようとしています。既存の政党に絶望した人々の受け皿として結党された参政党も、その点では既存の政党と同じなのではないでしょうか。

そしてその「改憲」の内容を調べてまた驚愕しました。なんと「人権」より「国家(国防)」を優先する方向へ変えようとしているのです。
私はいままで憲法をそれほど意識したことがなかったので、非常に驚きました。あってあたりまえと思って生活していた「基本的人権」がいま失われようとしているではないですか。

その詳細については、Twitterの方で有志の方々がまとめてくださったものがありますので紹介させていただきます。参考にしてください。

現行日本国憲法と改正案の比較
改憲で失う人権

また、改憲で最も注意しておかなければならない重要なポイントはコロナを利用して決められようとしている「緊急事態条項」です。

緊急事態条項の問題点

緊急事態条項に関しては、弁護士の伊藤真さんが、とてもわかりやすく説明してくださっているので、こちらも参考になります。

伊藤 真 弁護士が語る「加憲」の危険性②「緊急事態条項」

さらに、わざわざ改憲しなくても現行の憲法で緊急事態に充分対応できるという説明もTwitterから拝借させていただきます。

で、さらに私が強調したいのは、「現行の憲法はGHQに押しつけられたものではない」ということです。現行の憲法は、80年前の戦争で多くを失った反省をふまえ、当時の思想弾圧に辛酸をなめた人々が、これからの日本では2度と権力の暴走が起きないよう、国民ひとりひとりの人権が守られるよう、たいへんな苦労をして草案を作り、それをGHQに提出して認められたものなのです。
それは、自由民権思想の研究者だった鈴木安蔵を中心とする憲法研究会が提出した草案です。

また、GHQの中にも、その草案の価値がわかる人が存在していたというのも、奇跡といっていいほど、素晴らしいものだと思います。
その過程を、なんとあのNHKがドキュメンタリーとして記録していました。そして、それを保存してインターネットに上げてくださった方がいたのも奇跡といっていいでしょう。
そのありがたい貴重な映像をご覧ください。

焼け跡から生まれた憲法草案

また、書籍としても記録が残されています。
日本国憲法制定の過程』高柳賢三・大友一郎・田中英夫編著 有斐閣

さらに、映画も2007年に市民からお金を集めて自主製作されていました。内容的にやはり映画館での上映は難しいため、自主上映ということです。

■日本国憲法 誕生の真相 ~ 映画「日本の青空」(30分ダイジェスト)

以上のような価値のある奇跡の憲法のありがたさを再認識できたのは、私にとっては素晴らしい経験となりました。まさしく「日本の誇り」だと思います。安易に改憲などしていいものではありません。大切にするべきものだと思います。
80年前の戦争で犠牲になった多くの人たちを思い、2度とそのようなことのないよう祈りにも似た思考を形にした「日本国憲法」の魂を台無しにしないで欲しいのです。

改憲してしまったら、日本はまた戦争に巻き込まれてしまうでしょう。それが「彼ら」の狙いだと思います。
次に紹介するアニメは6年前に制作されたものですが、いまの状況をよく表していると思います。

「戦争のつくりかた」アニメーションプロジェクト-What Happens Before War?-

次に元日本海軍兵の瀧本邦慶さんの言葉を紹介します。

以上のように、コロナ騒動の陰で目立たないよう進められていたシナリオが見えてきました。
メタバースへ進む前に、日本を戦争ができる「」の国にして侵略しやすいように仕向け、国力を失わせ、焼け跡となった国土へ外資がなだれ込んで来る恐れがあると思います。

参政党の方々も、悪い方ばかりだとは思いません。むしろ「正義感」から、自分たちは良いことをしていると思っている方が多いと思います。しかし、たぶん、HPに掲げられた政策を隅まで読んでいる方は少ないのではないでしょうか。ぜひ読んで自分の頭で考えて欲しいと思います
「無知」から誤った方向へ進んでしまうことが、最も悲しいことだと思います。

次に改憲を進めようとしている人々の発言を紹介しますが、彼らと同じことをしようとしているかもしれないのです。よく考えてみてください。
過剰に「愛国心」を煽ることの恐ろしさを考えてみてください。

国民より国が大事と語る人々

https://video.twimg.com/ext_tw_video/1194238309339291649/pu/vid/360x270/T-i-Qk7g-XAvYOKe.mp4

哲学の観点からいうと、「日本の誇り」は天皇ではありません。「日本国憲法」の草案を作った人々の「精神」です。こういう人々が存在していたということが「日本の誇り」だと思います。
そして、その「日本の誇り」を理解したGHQのスタッフがいたということも注目すべきことで、そこには真理ともいうべき「理(ことわり)」「コモンセンス」「良識」が通じる波長があったということです。

つまり、どのような民族でも通じる「共通の感覚」があったということです。それは「社会生活をするうえで、誰もが知っているべき共通の認識、教養、思慮、分別、見識など倫理的な事柄」です。
それこそが、世界中の人が平和に暮らすことができるようになる「」だと私は考えています。そのために哲学が必要だと思うのです。

最後に、twitterに動画や情報を上げてくださっている方々に感謝します。たいへん勉強になりました。微力ですが私もできる限り情報発信していこうと思います。ありがとうございました。

【おまけ】
twitterにまた傑作動画が上げられました。改憲の危うさをわかりやすくまとめたもので、チャップリンの映画『独裁者』の名スピーチ場面をアレンジしたものです。
元の映画『独裁者』の方も傑作です。チャップリンが自ら脚本を書いたそうです。内容は、戦争に行ってはいけないというものです。真珠湾攻撃の2年前の作品だというのも驚きです。チャップリンはこの映画を制作したことが理由で、米国から追放されました。
せっかくですので、元の映画の方も紹介します。

反ワク●ン派に告ぐ、大きな罠に警戒せよ

映画 "独裁者" チャップリンの名スピーチ(great dictator speech Charlie chaplin)



この情報を鵜呑みにはしないでください。必ず自分で情報を追って自分で確かめて自分の頭で考えてください。
これらの情報をどのように解釈し、どの道を行くか、それはあなた次第です。



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