見出し画像

14.自由が安心な人と依存が安心な人、二極化が進むのだろうか。

コロナ禍をきっかけに私は自分が「洗脳」されていたことに気がつきました。自分の頭で考えて生きてきたつもりでしたが、まだまだ甘かったと実感しています。
洗脳」はミルフィーユのように多層構造になっており、1つ抜ければその次にまた1つ構造がある、といった感じです。
しかしながら、1つ超えると視界が開けていくことも事実で、これが生きることの醍醐味なのだという実感もあります。これこそが思考の「自由」の賜物です。

グレート・リセットへと進む世界の流れで、私が危惧しているのはその「自由」が奪われるということです。
しかし、「自由」とはいったいどういうことなのでしょうか。よくよく考えてみると、「自由」というのは定義が難しいことに気がつきます。
自由」と「放縦」を履き違えている人もいます。「自由」とは、勝手にしたいことをすることではありませんよね。

そもそも人間の思考(意志決定)は脳のアルゴリズムによって決定されるので、そこに「自由」はないという意見の科学者もいます。
科学的に哲学的に「自由」を考察してみると、そこにはいろいろ複雑な問題が絡み合っているのですが、私はとりあえずはそんなに難しく考える必要はないと思っています。
要するに、自分がそこに「自由」という価値を見いだすかどうか、ということを考えればいいと思っています。
つまり、「自由」とは人間の本能ではないと考えているわけです。「自由」とは文化的な「価値観」だと思うのです。

したがって、「自由」に価値を見いだしていない人は、誰かに「面倒を見てもらうこと(依存)」を価値としている可能性もあるわけです。
私は経験上、そのような人々の存在も見てきています。

自由」というのは面倒なものです。自分で意志決定し自分に合う進路を選び、その結果に対して責任を負わなければなりません。言い訳はできないのです。
しかし、自分で責任を負うことができれば、自分に対する「支配権」は自分にあります。
面倒でも、自分で責任を負い、自分の「支配権」を自分の元に置いておくのか、そこが「分かれ道」になると思います。

そんな面倒なことをしたくない人々は、「支配権」を他者に委ねる道を行くのだと思います。
どちらが正しいのか、それは分かりません。 これから世界は二極化していく可能性も感じています。

コロナ禍の現象を見ていて私が思うのは、「自分の頭で考えて現実に対処する人は意外に少ないのだな」ということです。
たとえばマスクです。コロナが空気感染するということなのであれば、マスクだけで感染を防ぐことはできません。目からもウイルスは入って来ますので、ゴーグルをしないと無意味です。

マスクは飛沫を人に浴びせないということに関しては、多少の効果はあるかもしれません。しかし最近、お洒落なつもりなのかどうかわかりませんが、芸能人の方々とか、お弁当屋さんのような「マウスシールド」を装着している光景をよく目にしますが、あれは飛沫さえ防ぐことはできないのではないでしょうか。滑稽に見えます。

さらに、バスの3密対策なのですが、乗客は数名しかいないにも関わらず、池の水が凍るほど寒い日に、窓を3分の1も開けて釣り広告をバタバタさせながら走行する必要があるのでしょうか。コロナで死ぬより先に普通の肺炎で死んでしまいそうです。私はハーフブランケットを持参して頭からスッポリ被ってこの冬を凌ぎました(悲笑…)。

自分の頭で考えてみると、コロナ禍における人々の行動が異様に見えるのは、私だけなのでしょうか。
そうではありません。最近はマスクを外す人も少しずつ増えてきています。わざわざ「マスクなしでも食事OKです」とメッセージを掲げるレストランも出てきています。

最近では、居酒屋「権八」などを経営する飲食チェーン「グローバルダイニング」が 時短営業命令は違法として、都に損害賠償を求める訴訟を起こしました。
権八」は小泉元総理とブッシュ元大統領が会食した江戸時代のような造りの居酒屋ダイニングで知られていますね。私も六本木で飲むときはよく利用させてもらっています。料理の種類が豊富で値段もそれほど高くなくお気に入りのお店です。
どのような意図で訴訟に踏み切ったのか、その心意気をご覧ください。

■【速報】東京都を提訴 グローバルダイニング会見https://www.youtube.com/watch?v=tNnzAshzjPk&list=PLsx_odYjtJr1-n38RORSP_tvqi8d3a_vG&index=8&t=943s

グローバルダイニング」を応援する人も多く、訴訟費用を補うクラウドファンディングも提訴から24時間で目標の1000万円に達しましたし、今はもう2000万円に達する勢いです。

■クラウドファンディング
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000071

このように、自分の「自由・権利」を守るために、面倒でも戦いに挑む人々もいるということを知っていただきたいと思います。
彼らも自分の人生の「支配権」を、自分の側に持っていたい人々なのです。
自分の頭で考えて」「自分で決めて進んでいる」からこそ、行動することができるのです。

反面、「自分の頭で考える」ことを放棄してしまった人々もいます。いわゆる「思考停止」の人々です。
思考停止」とはどういう状態かというと、「周囲の意向で進まされている」人々です。
頓知で知られる一休宗純の句に次のようなものがあります。

人生は 喰て寝て起きて糞たれて 子は親となる 子は親となる

まぁ人生とは、簡単に言ってしまうとそういうことなのかもしれませんが、生まれてから死ぬまでの、その過程ですが、その内容は人それぞれです。
ですが、ほとんどの人が、その過程で苦労を味わっているのではないでしょうか。
仏教では現世は「苦界」と表現され、キリスト教では「煉獄」です。

そうです、人間は「喰て寝て起きて糞たれて」の存在ではありますが、それだけではないのです。「喰て寝て起きて糞たれて」の挙げ句に死を迎えるわけですが、臨終の場でその苦労を昇華させて「あぁいい人生だった」と心から思える人は、いったいどれだけいるのでしょうか。

臨終の場に立ち会う機会が多いホスピスの看護師や僧侶によると、最も多いのは「自分に正直な生き方をすれば良かった」「他人の目を気にしすぎた」という後悔の念だそうです。
その後悔とは、「自分の頭で考えて」「自分で決めて進んでいる」ことがなかったということなのではないでしょうか。
ですから私は、「自分の頭で考えて」「自分で決めて進む」「自由」の道を選ぶのです。
グレート・リセットの方向へ行くのは一見「」に思えるかもしれませんが、その先にあるものを「想像力」を働かせて、よく考えてみた方がいいと思います。

いまの時点では、オーストラリアがグレート・リセットを拒否し、アメリカのテキサス州はマスク着用義務も自粛も解除したそうです。
まだ少数派ですが、そういう流れはできつつあります。

しかし、FacebookやTwitterやYouTubeなど大手テック企業の言論統制はますます厳しさを増しています。「コロナワクチン」「アメリカ大統領選挙不正疑惑」「陰謀論」に関連した話題をあげるとアカウントが停止される状態です。
それらの話題は、彼らにとっていかに都合が悪いのか、あからさまですね。
そこまであからさまになっていながら、多くの人がそれが「おかしい」ということに気づいていないような世界の流れが不気味です。
多くの人は「思考停止」してしまって、「おかしい」ということにも気づかない状態なのでしょうか。

この流れを見ていると、80年前の第二次世界大戦が思い起こされます。言論統制自粛警察が横行し、人々が「思考停止」状態のまま「周囲の意向で進まされている」状態です。
戦場に行った兵士のことを想像してみてください。自分が無謀な戦争に巻き込まれ、戦場で死ななければならないことを悟ったその刹那、彼らは心の中で何を思ったでしょうか。
私には彼らの無念を無駄にしてはならないという想いがあります。

これからは、そのような状況を恐れて「自由」にこだわる人々が増えて来ると思います。その反面、そのような人々を訝る人々も出て来るでしょう。二極化が進みそうな雰囲気です。
せめて、「自由」にこだわる人々を暴力で疎外するようなことにならないよう祈っています。せめて、棲み分けさせて欲しいと切に願います。

さらに、私が二極化の原因になる可能性を感じているのが「5G」の問題です。
5G」は人間のために開発されたものではありませんAIのために開発されたものです
つまり、人間の体にどのような影響があるのか、全く考慮されてはいないということです。

日本では報道されていませんが、ベルギーは「国民はモルモットではない」として「5G」の導入を先送りにしました。イタリアスイスもそれに続きました。アメリカのカリフォルニア州は電磁波の健康被害防止法を制定しているそうです。

私は状況によっては「5G」の普及していない地方への移住も考えています。
自分や大切な人を守るために、「自分の頭で考えて行動しなければならない」時代に差しかかっていると実感しています。
そのためには、「デジタル全体主義」から外れて、同じような危機感をもった人々が集まるコミュニティの必要を感じています。
実際、同じようなことを考えて行動している人々が日本全国に散見されます。その実態を知るために、現地へ取材に行くことも考えていますので、いずれご紹介できる機会もあるかと思います。

また、同じような方向を考えている人が、アメリカでも見つかりました。ご参考にどうぞ。

■ 【CROSSROAD】パトリック・ウッド氏 大手テック企業の支配力とテクノクラシーのアジェンダ
https://www.youtube.com/watch?v=X7ut50mm8PI&list=PLsx_odYjtJr1-n38RORSP_tvqi8d3a_vG&index=105

この情報を鵜呑みにはしないでください。必ず自分で情報を追って自分で確かめて自分の頭で考えてください。
これらの情報をどのように解釈し、どの道を行くか、それはあなた次第です。

「智を以て愚に説けば 必ず聴かれず(バカに正論を説いても、決して聞き入れられることはない。他の方法を考えよ)(話せばわかるというのは幻想)」 韓非


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?