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幼き罪と今の私の罪
幼い頃、寝ている時にキスをされ体を触られたと起きた時に告げられた。たいした事無い出来事かもしれない。しかし、私は傷つき私が流れ去って行ったように感じた。
今、私は彼の立場で世界を詩を作っている。興味のある物、好奇心、美しい物の前での気持ちがわかる気がする。しかし、わたしは勝手に触り、したくはない。そして犯さず言葉で飾る事は可能だと信じたい。
私を刺し透かしながら自分の欲を探した彼。私も同罪とともに、しかし、この世界の美しさを決して言葉で汚さず詩に出来るその日を探している。
美しい景色は、色々な題材で手段で飾られて埋まってゆき、飾りは蓋のように。蓋は青空の後の曇り空のようになる事もあるだろう。対象物はどんな気持ちか思いやりは自然へも必ずに必要だ。
本当に美しいものに、飾りなど要らない。触れずにただ見るだけで美しい。
知ってはいる。それでも、私を通してどんな形になるか見てみたい欲望、衝動は抑えられず。私は対象物を刺して透し言葉を残し飾る。あまりの美しさに私の色を通過させたそれに、言葉を置いてしまう。
綺麗な物に飾りなどいらない。ただそこに有れば良いのだ。余計な事をしてしまった事は知っていた。それでも無視出来ず、私物にしたく実行してしまう。
あの時の私は心を刺し透かされ、引き抜かれ持ち去られた。残った自分の中に欲望の色を見つけ絶望したかい?
悪戯に抜かれた私は元の色を見つけるため、泣いて欲望の色を流した。欲望はこびり付き私の色となった事知るまで泣き続ける事になるとは知らず終わりなきでる涙泣き声。
私は取り戻すため旅に出るだろう。自然の美しさに自分の色を取り戻し、人の温もりに自分の色を探し当てる。
それでも、本当の自分の色は何処に行ったか探してる。欲望に刺し透かされ持っていかれた、本当の自分、綺麗な私をいつまでも探しながら、彷徨ってる。私の本当の色どこにいったの?
立ち上がり、また美しい景色を作り始める私。今度は強さもあわせ持って、美しい景色を誰にも汚させやしない。そして、誰も傷つけない強さの色が付け足され鮮やかに加わる。
私は今そっと添える、美しい景色の邪魔にならない寄り添える言葉を短い言葉を探している。
抜き去られた本物はもうない、偽物を本物へと昇華させるのだ。
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