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100社落ちの私が今、就活生に伝えたいこと~就活で自分なんか絶対に見つからない~

※ちゅうつねで頂いたアドバイスを踏まえて、思い切って公開してみました。

本日3月1日は2017新卒の就活解禁日です。

私が大尊敬しているちきりんさんが、以下のエントリを書いています。

「100社落ちる」ということのリアリティ&アンリアリティ (記事リンクを貼らせていただいています)

ちきりんさんがこのエントリを書いたのは2014年。この頃くらいから100社落ち経験をした就活生の悲痛な叫びが聞こえ始めていたのでしょう。私もその一人でした。

このnoteでは、ちきりんさんの言うリアリティを追求するため、実際に、私の黒歴史とも言える新卒で受けた企業名を時系列順に紹介します。受けた会社名だけならセーフかなと。

私の就活は自信満々なところから始まりました。

大学3年の夏に留学先のアメリカから帰国した頃は既に、夏のインターンや企業説明会の申込などが始まっている時期でした。

私の就活のフェーズは4つに分けられます。

フェーズ①自信満々&就活ワクワク期

(大学3年の夏〜秋)

アメリカ留学では、つたない英語で自ら家を借りたり、車の免許を取りに行ったり、ウルトラクイズ並みのサバイバルでアメリカ大陸を横断したりと、なかなか濃い経験が出来たという自負がありました。

なので、帰国直後の私は、気持ちはスーパー無敵マリオ状態。

どんな問題が起こったとしても、日本語でいいんでしょ?困難ドンと来い!くらいに思ってました。一見頼もし、、いや、やっぱうざい。

自分は何がやりたいのか。よくよく考えもせず、いろんな会社の説明会に行くということ自体が楽しかった就活ワクワク期。1日に3つも4つも説明会の予定が埋まっていくスケジュール帳を見ながら、「就活してる感」を唯一楽しんでいたのはこのころです。

フェーズ② エントリーシートランナーズハイ期

説明会は楽です。受動的だし、インプットのみだから。エントリーシートは違います。普通はこの段階でエントリーする会社を絞ります。修正ペンを使えない履歴書になんど発狂したことか。ES締め切り続きで死ぬほど辛かったですが、そもそも”書く”ということが好きなタイプの人間だったので、途中から「ヒャッハー!!」と別の意味の発狂をしながら、(完全ランナーズ・ハイ状態)、髪の毛を降り乱しながらフェーズ②を通過していくのでした。狂気!

フェーズ③ 祈られ期(フェーズ②と③は途中から同時進行)

大学時代にいろんな事に顔を突っ込んでいたので、エントリーシートにも割と書くことはあり、書類突破⇒1次面接くらいまでは進めていました。

あれ、なんか結構簡単にきまっちゃうのでは!?

しかし、この甘い期待もすぐに壊れて消えるシャボン玉。
2次面接がとんと受からない。なぜなぜなぜなぜ?????
きっと書類が通ったのは早稲田大学生だったからだ、、早稲田という名前をとったら私なんて何の魅力もないんだ。

こうして私はどんどん自信を失っていきます。

フェーズ④意固地期

最初にある企業から内定をもらえたのは6月でした。やっと認めてもらえた。その事実がとてつもなく嬉しかったです。

でも、結局私は9月半ばまで就活をやめることなく続けます。非常に頑固な性格の私は、どのような形であれ、自分が納得するまで就活をやめない!と決めていたので、(そもそも内定もらっても納得できない会社を受けるなよという話なのですが)ただただ自分を納得させるまで突き進み、ずるずるとまだ落ち続けるのです。

100社落ちのメリット。正直ありません。
ちゅうつねセミナーで梅木さんもおっしゃってました。

100社受かった話なら価値はあるが、100社落ちた話は聞きたくない。

今思うと、私は就活で、自分探しをしてもがいていたのだと思います。こんなとこにいるはずもないのに〜・・・

でも、当時は必死で、自分なりに自己分析をして、ちゃんと自分軸に沿って行動してると思い込んでました。こんなに大企業ばっかり、脈絡もなく受けているのにです。

「自分は選り好みせず、「どんな仕事でも頑張る!」と考えた結果、こういう受け方になったのだと勘違いしてる。だから100社落ちるんです。(Chikirinの日記より)

ちきりんさんの言葉にもズドーンと衝撃を受け、実際に100社落ちした私が言える事は、

100社受けても200社受けても、就活で自分なんか絶対に見つからない。ってことです。

そこを見誤ると、私のような就活難民になります。否が応でも自分に向き合わないといけない就職活動。周りのみんなが今日を境に一斉に動き始めると、当然焦りますよね。

リクナビやマイナビなどの登場により、学生と企業の距離は格段に近くなりました。
でもそれは、新卒に限った話でなく、転職市場も変化してきているといいます。新卒一括採用就活が絶対的であったという頃の話はもはや過去の負の遺産となりつつあると思います。

今年は面接開始が6月になるようです。経団連も迷走していますが、これから就職活動をする学生の皆さんは、迷走に追随せず、めげずに賢い就活をしてください。

以下私の敗戦歴。
興味のある方はどうぞ。
書類通過は太字で表示しました。

10月就活情報解禁!説明会ラッシュ始まる。2016年は3月1日解禁

11月外資の就活はこの頃からどんどん始まる。

1P&G 

12月年末から年明けは商社のインターンシップの応募があった。

 2アチーブメント株式会社 

1月キー局の選考は年明けすぐから!選考者を絞り込むようなこってりしたエントリーシート作成に明け暮れる。

3関西テレビ、4朝日放送、5フジテレビ、6朝日放送、7毎日放送、8読売テレビ

2月キー局が終わると地方局が始まる。

9HIS、10ネスレ日本、11グリコ乳業、12三井住友カード株式会社、13東海テレビ、14テレビ大阪、15森永乳業、16損保ジャパン、17日本興亜損保、18サントリーフーズ、19飯野海運

3月商社を希望していたのでOB訪問しまくる。

20カゴメ、21山崎製パン22東京海上日動、23ハウス食品、24ヤクルト本社、25ミツカン、26NTT西日本、27SONY、28リコー、29NTT東日本30ゴルフダイジェスト・オンライン、31双日、32豊田通商、33日本マクドナルド、34AIU保険会社、35伊藤忠丸紅鉄鋼、36JR東海、37三井住友銀行、38ジュピターテレコム、39楽天、40JTB首都圏、41JTB関西、42パナソニック電工、43IHI

4月 面接の一斉解禁!当時は4月1日。

44日本郵船、45伊藤忠商事(総合職)、46住友商事、47みずほフィナンシャルグループ、48丸紅、49NHK、50パナソニック、51三菱東京UFJ銀行、52三井物産(総合職)、53ゴールドマンサックス、54NTTコミュニケーションズ、55シャープ、56NTTドコモ、57ダイキン工業、58FUJIFILM、59リクルート、60新日本製鐵、61ローム、62味の素、63神戸製鋼、64ユニ・チャーム

5月 5大商社以外商社を受け始める

65神鋼商事、66近鉄エクスプレス、67日本光電工業、68伊藤忠商事(事務職)、69丸紅(一般職)、70三井物産(業務職)、71双日(事務職)、72岡谷鋼機、73三菱電機、74JFE商事(総合職)、75大王製紙、76JFE商事(業務職)77伊藤忠丸紅鉄鋼(業務職)、78東芝、79オリンパス、80イー・アクセスグループ、81パナソニックシステムソリューションズジャパン、82住商情報システム、83JFEスチール、84セコム、85三井物産スティールフィールド、86SONYグローバルソリューションズ

6月 初内定!受けるペースは落ちるがまだ就活を続ける。

87守谷商会、88ファーストリテーリング、89三井物産プラスティックフィールド、90日之出郵船、91大阪ガス

7月 やっぱり書く仕事がしたいと思い直す

92日本出版販売株式会社、93原田産業、94トプコン、95ホンダトレーディング株式会社、96朝日新聞社、97日本経済新聞社

8月 記者職を中心に再チャレンジ

98朝日新聞、99日経新聞


ここまでお読みいただいた方ならば、ほんまに軸なんかあったんか!?とお思いでしょう。

改めて書いてて自分でも引きます。

目も当てられない失敗体験ですが、なにか役立った!と思っていただけるものがあれば、投げ銭頂ければ嬉しいです。

投げ銭のお礼に、その後の顛末をお読み頂けるようにしました。

なんだかかなり後味の悪い感じになってしまいましたが、私を反面教師にすれば、有意義な就活を行うことはもちろんできますし、色んな会社を見て回ることはとても楽しいです。これはホント。

これから、就活する皆々さん!諦めずに自分の道を!がんばって!

ムダlica

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