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「のさりの島」の人インタビュー。山城優子さん。#4

こんにちは。映画「のさりの島」上映プロデュースプロジェクトのnoteをご覧いただきありがとうございます!私達は、熊本県天草市で撮影された映画「のさりの島」を一人でも多くの方に見て頂きたいと思い活動しています。

▼活動の経緯はこちら

このnoteでは、天草で映画撮影に関わった方々や、東京など天草以外で上映プロデュースに関わる方々を紹介しながら、映画やプロデュース企画の裏側をお伝えしていきます。

今回は上映に向けて東京のプロデュースチームの一員として活動されている、山城優子さんです。

上映プロデュースに関わるようになったきっかけ

ーー山城さんが「のさりの島」上映プロデュースに関わったきっかけを教えてください。

山城:地元天草を盛り上げるための活動「天草元気プロジェクト」の仲間になり、外からでも一緒に天草を盛り上げたいと思ったことがきっかけです。

私は普段、地方創生を目的にフリーアナウンサーとして活動しています。地元天草や熊本の催しものには積極的に参加していて、2019年6月に行われた移住イベントにお邪魔した際に天草市役所の方と知り合い、天草元気プロジェクトのことを知りました。

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「ちょうど山城さんくらいの年代で面白い活動をしている団体があるよ!」と伺い、早速代表の渡邉さんに連絡し仲間に入れてもらったんです。「天草を世界一有名な島へ」というビジョンには心を打たれました。同じ志をもった仲間と出会えたことが嬉しく、愛する天草を一緒に盛り上げていきたいと強く思いました。

それから半年後くらいに上映プロデュースのことを聞き、「ぜひともお手伝いしたい!私にできることって何だろう?」とわくわくしたのを覚えています。

地元が舞台の映画に関わらせていただけるなんて一生に一度あるかないかの貴重な機会ですもんね!

天草弁を使ったオンラインイベントを企画

ーープロデュースプロジェクトでどのような活動をされてきたか教えてください。

山城:私が企画したのは、天草弁を使ったオンラインイベントです。本来ならリアルで開催したいところでしたが、コロナ禍の状況で、イベントは収録してYou Tube配信することにしました。

本当は皆で直接会ってわいわいとつくり上げていければよかったのでしょうけど、、天草にいるメンバーと一度も直接会うことなく企画を進めるのは大変でした。ただ、「オンラインでもできるんだ!」という新たな発見と自信につながりましたね。

方言を通して天草の魅力を知ってほしい、天草に興味を持ってもらい映画を見てほしい。天草出身の方には懐かしく感じてもらいたい。との思いから番組をつくりました。

天草の歴史や文化、方言に詳しい方々を3人ゲストにお招きし、司会とゲストが楽しくトークを繰り広げる、笑点のようなイメージです。ゲストのうちお一人は、映画の方言監修・指導をされた方で、司会は実際に映画に出演された方に務めていただきました。映画の内容にも触れています。

天草の人って、やっぱり皆よか人ばい

ーー企画や準備をする中で、大変だったことや苦労したことを教えてください。

山城:台本ができあがるまでは、
ーどんな形で配信しようか。
ー収録となるとそれなりの人手が必要だな。
ーカメラマンや現場のディレクターはどうしよう。
ーその後の編集は・・・
など、不安が募るばかりでなかなか前に進めずにいましたが、できる方法を真剣に考えてくれるメンバーに支えられ、なんとか形にすることができました。

収録当日は現場の映像をつなぎ、私もリモートで参加しました。映像も音声もクリアで、まるで現場にいるような感覚。自分の企画に対して遠隔で指示を出すのは初めての経験でしたが、俯瞰して見ることができたのがかえってよかったです。

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プロジェクトメンバーは、皆それぞれ仕事があり生活リズムが違う中、グループチャットでやり取りしたり、夜遅い時間からミーティングをしたり・・・好きじゃないとできないですよね 笑。頭が回らない日もありましたが、つくることが楽しくて全く苦になりませんでした。

また、天草に行くことが難しい中、ゲストの方々への出演交渉や取材、内容に関する細かいやりとりは電話やメールで行う必要があったので、心苦しいやらもどかしいやらでした。それでも皆さん快く対応してくだり、「天草の人って、やっぱり皆よか人ばい」と改めて感じましたね。

東京と天草、離れていても不思議と心は通じ合う

ーー準備も当日も大変だったと思いますが、改めてこのイベント企画を通して感じたことを教えてください。

山城:「この映画を一人でも多くの方にていただきたい。そして天草のことを知ってほしい」という思いで動いていると、東京と天草、離れていても不思議と心は通じ合うものなんだなと感じました。

関わってくださった皆さんの優しさや思いやりで、無事に番組をつくりあげることができたと思います。感謝の気持ちでいっぱいです。最後はやはり人です!みなさんのおかげで台本以上の素晴らしい内容になりました。

今回上映プロデュースに関われたことで、多くの方々とご縁をいただきました。映画の公開が終わっても作品は残り、人とのつながりは続いていきます。帰省する楽しみが増え、今度はどんなことを一緒にできるのかな~なんて考えることもありますね。

このnoteを読んで下さった方へ

ーー最後に、この記事を読んで下さっている方へ山城さんからメッセージをお願いします。

山城:読んでいただきありがとうございます!今回のnoteや企画を通して、私たちの映画にかける想いや、天草の魅力が少しでも皆さんに伝わり、映画館に足を運んでいただけたら嬉しいです。

「のさりの島」という映画は、ありのままの天草が描かれていて、“人のやさしさ”や“人のつながり”を感じることができる作品です。

天草のことを全く知らない方にも「天草ってこんなところなんだ~」と魅力を感じていただけると思います。

そして、私が企画したオンラインイベント「天草弁でのさりを語る!」は、5月22日(土)18:00~、You Tubeでプレミア公開する予定です。映画のタイトルになっている「のさり」についても語っていますよ!ぜひ、ご参加ください。感想や質問もお待ちしています!


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○映画「のさりの島」公式HP

▼前売りチケットの購入はこちらから (BASEを通じて購入いただけます) 

https://nosari.official.ec/

○上映プロデュースプロジェクトについてのメッセージや取材依頼はこちら
 amakusagp+nosari@gmail.com(担当:渡邉・金子)

文:山城優子
編集:Minako Ishibashi

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