#01 ニューヨークで体験した衝撃のエンターテイメント!『Sleep No More』体験記
ちょうど旅行アルバムを見返していて懐かしくなったので、もう2年前のことだが、ニューヨークを訪れた際に体験したオフブロードウェイ『Sleep No More』についてシェアしてみる。
はじめに伝えておくが、ニューヨークに行く予定がある人はもちろんのこと、エンタメ好きならこのために航空券を購入すべき。そんなレベル。
ネタバレになってしまうので、詳細が書けないのが悔しいのだけど、
私を信じて(←誰?)、ぜひ体験してほしい!
どんな内容かをざっくり説明すると
✔1930年代に建設されたホテルが全て会場になっていて
✔館内で同時多発的に行われる公演を
✔観客は白いマスクを着用して、自由に見て回る。
※マスクは、着用してびっくり!あまりズレたりしないし、息苦しくない
館内は撮影禁止なので、文字だけの共有になるが
ここでは、何が”わくわくの源泉になったか”に絞って綴ってみる。
★圧倒的な世界観
★どう体験するかは自分で決める
★何を体験したのかをとにかく誰かと共有したくなる
★ステージと観客席のボーダーがなく、触れなければ演者にどれだけ近づいてもいい
★どんどん変化する舞台
★圧倒的な世界観
テーマパークのようにディテールまで創り込まれた世界観に、まずうっとりする。
全体的に薄暗く、ホテル建設当時のようなレトロな雰囲気が漂う。
身を置いているだけでタイムスリップしたような、非日常感。
何階まであるのか?いくつ部屋があるのか?全貌が分からない。
とにかく会場は広いのだ。
★どう体験するかは自分で決める
観たものをつなぎ合わせて、大まかなストーリーを明らかにしていく楽しみ方もあるが、リアル脱出ゲームのように、正解を追い求めるものではない。
自由なのだ。しかも3時間の公演中ずっと。
演者をひたすら追いかけてもいいし
部屋でのんびり読書してもいいし
バーに休憩しに行ってもいいし
創り込まれた世界観に惚れ惚れしながら散歩してもいいし
精巧な小道具をじっと観察してもいい
日本人特有なのか?
『自由にしていい』『特に正解はないから』と言われるとちょっと困る。
私も例に漏れず、”え、どうしよう”と戸惑った。
でもスタート直前に起きた演出で
すでに心臓がバクバク、マスクの下でニヤけるほどわくわくしていたので
とりあえず、思うがままに先へ先へと進んでみた。
★何を体験したのかをとにかく誰かと共有したくなる
私は、映画を観た後に、感想を言い合うのはあまり得意じゃない。
相手の感想が自分と異なる雰囲気を察して、気を遣う感じが苦手だから。
でもこれは即効、誰かと共有したくなるのだ!
先述の通り、どのような体験をしたのかは千差万別。
何が起きていたのかをとにかく知りたくなる。
私は5人で参戦し、その中にかなりレアな体験ができた人がいて、
その話を聞けたのは特に楽しかった。
★ステージと観客席のボーダーがなく、触れなければ演者にどれだけ近づいてもいい
※もちろん迷惑行為や危険行為はNGですよ
世界観に没入できる最大の要因はここにあったように思う。
文字通り目の前で物語が繰り広げられているのだ。
ちなみに観客は”見えざるもの”として、マスクをしているので
演者からはガン無視される(視線が合ったりしない)
これもまた素晴らしい体験で、
透明人間になって、物語を客観視する感覚を実体験できるのだ。
(時々ドラマや映画にもあるよね、こういうシーン。”え、私のこと見えてないの?”的な。)
★どんどん変化する舞台
さっきはなかったのに!さっきは開いたのに!によく遭遇する。
アナログでハードなものが変化すると
より一層世界観に引き込まれる。リアルな感じがするからだろうか?
あーーーー!最高に楽しかったーーーーー!
最近自分の創る企画がイマイチだな~と思っていた頃に体験したので、
こんな素晴らしい体験を創れるってかっこいい!!!!!!と
モチベーション高まりまくりで、帰国後、仕事にも精が出ました。
【AMAMEMO】
◎世界観の創り込み度の高さって、やっぱり統一感を出すことが重要だよね◎アナログが創りだすものって、やっぱり没入感出せるな~
USJのコナンの脱出ゲームでも感じたな~
◎体験後の体験(今回は誰かと話すこと、二次体験っていうの?)があると、わくわくが尾を引くような、心に残る体験へ変化しやすい
◎”掘っても掘ってもまだまだありそうな””1回では攻略できなさそう”が すごい体験だったな~感を増幅させる
でも1回の体験でもしっかり達成感や満足感を与えないと、ただの不完全燃焼になるから、バランスが大切だな~
【体験にあたっての注意事項】
★必ずパンツスタイル&歩きやすい靴で!
★汚れてもいい服装
※洗えば落ちるけど、白いパンツで行ったら血のりが結構飛んでました
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