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#36 学校での研修

第36回となりました、天治郎です。今回は、研修主任として、うまくいった?取り組み、そしてうまくいかなかった?取り組みを紹介します。

1 うまくいった?取り組み

①ミニパワーアップ講座を開催する
→15分程度で終わる講座を定期的に開催しています。研修時間内に行うこともありますし、定時までの放課後に行うこともあります。
→これまでに、「学級開き」、「学習評価」「Padlet」、「Minecraft Education」、「Copilot(Bing AI)」等、不易と流行を意識して行っています。
→講座後、残って質問をしてくださるベテランの先生方もいました。

②話題提供授業を定期的に行う
→いわゆる公開授業です。ここ数年、毎年10本程度行っています。今、求められている資質・能力に基づいた授業であったり、教育界で話題になっている事柄に基づいた授業であったり、様々な教科等で公開しています。今年は、企業とのコラボレーション授業も公開しました。
→指導案は作っていません。普段の授業の様子を公開しています。
→後述する③も関連しますが、管理職やベテランの先生方から、「(みんなの)学ぶ姿勢が変わった気がするよ。」と、何度か言っていただきました。私自身は実感できていません(笑)

③研修主任が研究授業をする
→昔は「研修主任は研究授業をやるんじゃなくて…」と、よく言われた?ものです。しかし、私は、研修を推進する側の人だからこそ、研究授業をする価値があると考えています。…ただ授業が好きなだけですけどね(笑)
→実際、研究授業をやりたがる先生はあまりいませんしね。

④研究授業の指導案を4枚以内にする
→多くの学校で取り入れられていることだと思います。私は、2枚(いや1枚でも…)でもいいと考えていますが…。

4つ挙げてみましたが、もちろんうまくいっていない取り組みもたくさんあります。

2 うまくいかなかった?取り組み

①研修だよりの発行
→費用(時間)対効果で考えると、成果は出づらいかもしれません。
→QRコードを活用して双方向型にしていますが、たくさん返事が来る年と来ない年(勤務校がそもそも違う)があります。違いは何でしょうか?
→時々ある「研修だより、勉強になるよ!」の一言に、癒やされます。

②研修時の取り組みを各々に委ねる
→先生方の反省からもわかったのですが、賛否両論です。通常業務が忙しいのかもしれませんが、研修に関係ないであろうことをやる方もちらほら…。
→教員の「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実」とは一体…?

③一人ひとりのアウトプット
→やはり通常業務の忙しさからか、負担に感じた先生方が多かったです。

研修主任(私)の研修のあり方にも、問題はあると思っています。

3 最後に

みなさんの学校では、どんな取り組みがうまくいき、どんな取り組みがうまくいきませんでしたか?ぜひ教えてください。

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