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病室にて #8

皆さま如何お過ごしですか?

どうも、天蒔柊太郎にごさります。

今回の「病室にて」、早速参りましょう。

今朝、朝食後の問診で、体温が37.5度と言われまして。
(朝食は相変わらず未完食)
あらまあ、お熱が出てらっしゃる。
昨日の夜、少しばかり、はしゃいでしまったからかしら。
などと、他人事のような感覚にございました。
体調は普段とそれほど変わらないので、午前中の入浴へ。
髪を乾かすため、病室に戻って参りますと、清掃の方がいらっしゃり、床の掃除をば。
その際に「これは…薬ですかね?」と、床に落ちていたであろう錠剤を見せてもらいました。
あちゃあ、やはり落としていたか、と。
実は、おとついの就寝時に、1錠落とした気がしたのですよ。
電気をつけて懸命に探したのですけれど、見つからなかったので、気のせいか、と、そのまま寝てしまいまして。
いやあ、1度に7錠まとめて飲んでおります故、落としてしまっていたようでした。
いやはや、うっかり者にございます。
看護師さんからも、飲み方について注意を受けましたので、今後はひとつひとつ確認しながら飲むことにいたしましょう。
入浴後は、いつものように音楽を。
今日のお供は、ロクセンチ。
昨日の病室にてで、少し話しをした、インディーズアーティストにございます。
あれは、2016年の10月頃でしたか。
とあるトークライヴに参加したのですが、その時のゲストがロクセンチでした。
そこで初めて聴いた中原氏の歌声に、天蒔、衝撃を受けまして。
なんという魅力的な歌唱力。
歌い始めたその刹那、私はその歌に夢中になっておりました。
終演後、すぐさま物販にてCDを購入し、帰宅後も、配信されている音源をDLいたしました。
そこから、ロクセンチのワンマンライヴへ単身乗り込み、すっかり虜になってしまったのでした。
もう少し詳しくお話ししたいところですが、長くなってしまうので、また別の機会を設けることにいたします。

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お昼ご飯は、うどん。
ああ、今日の私になんと優しいこと。
つるっといただき、そのままお布団へ。
うーむ、なんだか、いつも以上に音が気になるなあ。
音楽をかけていても、まわりの物音が気になる。
ならば、と、今日はイヤホンで音楽を聴くことに。
普段は、個室なので、iPhoneからそのまま音を出しておりました。
15時をまわった頃、ふと、携帯に目をやりますと、何やら通知が。

小林賢太郎演劇作品「うるう」BD&DVD
2020年8月5日発売
作・演出・出演 小林賢太郎
演奏 徳澤青弦

なん…ですと…?

ついに!ついに!この時が来たか!と、私、大歓喜でございます。
友人からも「うるう」発売についての連絡があり、喜びを分かち合いました。
4年に1度上演される演目「うるう」。
2012年の初演から2016年、2020年と公演が行われ、絵本は出ていたものの、DVDにはなっていなかった作品がついに、映像化されるわけです。
来週には「うるうの音」と題したサウンドトラックも発売するのですよ。
音楽だけでも嬉しいと思っていたのに、まさか、映像化するとは。
さすがの賢太郎氏でございます。

その後、検温にいらした看護師さん。
体温は、37.3度。
うむ、微熱。
連日の嬉しいお知らせに、興奮しているからかしら。笑い

夕食。
少しばかり副菜を残してしまいました。
ちょっと、食べられなくて…。

20時の検温では、36.1度。
良かった、やはり、はしゃぎすぎであったようです。笑い

そして、就寝前に、いがらしみきお氏の「Sink」を読んだのですが、なんといいますか…言葉で形容し難い恐怖。
私、実は「ぼのぼの」が好きでして。
サイン会に参加して、いがらし氏とお逢いしたこともあるくらいなのですが。
(逆に「ぼのぼの」しか知らず、不条理ギャグと呼ばれている作品群は、申し訳ないですが存じ上げませぬ…)
「Sink」は、ずっと気になっていた作品ではあったにもかかわらず、雰囲気が独特で、なかなか手を出せていなかったのです。
それを、この機会だからと、電子書籍で購入して拝読。
これは、すごい。
じわじわ迫りくる恐怖。
私の語彙力では、所感を述べるのは難しい。
とても読み応えがある作品でございました。
いやはや、もっと早くに読んでおくべきでしたね。
また、折をみて、読み返すことにいたします。


明日の私は、何をしているかしら。

では、また。


天蒔 柊太郎

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天蒔 柊太郎
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