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人と話して悩みの種を見つける

先日、友人から転職に関する相談を受けました。

「私のことを知っているゆめに話を聞いてほしい」とのことで、こんなふうに相談してもらえることがとても嬉しかった…!

ただ今回は「私がどう感じたか」ではなく、「悩みの種を見つけられるといいよね」というお話です。


友人が私に話そうと思ったのは、このまま進んでいいのかわからないからとのことでした。

転職エージェントを利用して、だんだんと方向性が見えてきたようだけれど、なんだかモヤモヤする…みたいな。

ここに至るまでの経緯や、なにを感じているのかを順番に聴かせてもらいました。

この友人の面白いところが、話しながら自分で問いを立てて、考えを深めていけちゃうところ笑 私の出番ないじゃん!と思いつつ、その一部始終を聴けるのがすごく楽しい。それに、ひとりで考えるのと、人に説明するのとではきっと違う(と信じたい)

話を聴きながら、気になるところを質問していくうちに、私は転職エージェントの人に腹が立ってきました。その方も大変な思いをしながら一生懸命働いているのだとは思いますが、目の前の人を見ずに、「こういうもんだから」というパターンで判断しているように感じられて。

具体的にいうと、「これまでやっていた仕事内容的に、転職するならこういう職種ですね」「これは難しいと思います」というもの。

転職活動をしたことがなければ、転職エージェントという仕事もやったことがない私にはわかりませんが、その世界ではそういうもんなのかもしれません。実際に、そのようなサポートを必要としている人もいるのだと思います。

でも、友人を知る私からすると、「○○のどこを見て言ってんじゃ!!」と思わずにいられませんでした。

これまでなにをやってきたか。わかりやすい名称では語れない、さまざまな経験や学びを通して今のその人が形成されているはずで、それをよく知りもせずに「難しいと思います」と選択肢を削ってしまう。それってなんかおかしくない?

私が感じたことを伝えると、友人の中で気づいたことがあったみたいで。


「これまでやってきたことを否定された気がして、ショックだったんだ」


うわーーーーーーーーなるほど!!!そのことに気づいたら、それまで話していたことにもどんどん納得がいきました。

自分の「なんか違うかも」という感覚を信じられなかったり、反対にエージェントの言うことを信じようとしていたり。自信をなくしていたからモヤモヤしていたんだ、ということが判明しました。


ショックだったことに気づけて、「でもやっぱり自分がやってきたことは無駄じゃなかった」と自分で思えてからは、友人の中に確固たる自信があるように感じられました。

「自分なら大丈夫」と思えている状態。

その状態で考えたことなら、どんな選択も正解になるだろうなぁと。


なにが言いたいかというと、悩みの種がなんなのかを明らかにすることが大事ということ。

逆を考えると、表面に出ている悩み(葉っぱ)についてどれだけ考えても、根本的な解決にはならないということ。

悩みの種のイメージ

厳密には、今回明らかになった種だけがモヤモヤの原因とは限らないと思います。それ以外にも、友人を悩ませる原因があるのかもしれない。すべてを明らかにすることはできないけれど、「この悩みを生んでいる種は一体なんだろう?」という視点を持っておくことに意味があると思います。


なんか、ここまで書いてみて、「悩みの種を見つけられた私すごいでしょ!」みたいな感じになっちゃってどうしたものか…となっています…

もちろん私の話も聞いてもらっていて、コミュニケーションについて考えているタイミングだったので「コミュニケーションで悩んでることってなにかある?」というところから始まり、「仕事のスタンスについてどんな理由や背景があるのか、個人の考えに踏み込むことになるから聞きづらい」など、職場でのコミュニケーションの難しさのリアルな話を教えてもらいました。

「こういう人がいたとき、なにがどう難しいのか」「なにが変われば改善されるのか」みたいな話ができて、とても嬉しかった…!(私はこういう話を一緒にしてくれる人が大好きなんです)


取っ散らかっちゃいましたが、こんなふうにじっくり話してお互いの頭の中を整理したり、違う視点を共有する時間が私はめちゃめちゃ好きだ!という話でした!

お読みいただきありがとうございました!

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『深い雑談』というものをやっています!

日々なにを考え、その日の出来事になにを感じたのか。そんな、人と話す機会はあまりないけれど、間違いなくあなたを形作っていることについて話したいときは、ぜひ私を思い出してください。

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