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みんなで始める技術広報

この記事は2023年12月23日に開催した「BonenKaigi〜2023年 開発忘年会!〜」というイベントのLTを内容を一部編集して記事にしたものです。

本番のスライドは下記でご覧いただけます。

また、技術広報アドベントカレンダー2023にも参加しています。

2022年までマイベストにあった悩み

個人やマイベストでの2023年を振り返ったときに、今年は外部に向けてのアウトプットをたくさん頑張ったと思います。
もちろん、2022年もテックブログを書いたり、カンファレンスにノベルティを出品したりと、社外に向けた発信活動は行っていました。

しかし、まだ会社としての技術的なプレゼンスは出せていなかったり、もう少し頑張りようがありそうだし、できることはありそうだ、という課題感がありました。

2023年のアウトプットふりかえり

そして2023年になり1年終わりを迎えていますが、今年は2022年に比べてかなり対外的な発信ができたと思っています。


これまでの発信については下記のマイべストのプロダクト開発部のアウトプットを一覧ページをご覧ください。

2022年に引き続きテックブログの投稿も行い、いくつかは反響が多い記事も出てきました!

そして2023年はコロナも収束したこともあり、何よりもイベントの実施回数が爆増しました。

こうやって並べてみるとかなりの数のイベントを実施したと思います。
2022年はほとんど開催していない中で、ここまでの数のイベントを開催するのは負担も大きいですが、なぜここまで増やすことができたのか?
振り返ってみるとその答えは「協力」にあるように思います。

協力で乗り切るマイベストの技術広報

人事やEM(エンジニアリングマネージャー)、そして他社さんと協力したことが大きかったです。

人事との協力

イベントやカンファレンスでのブースの出展などはマイベストの人事と協力して行いました。
会社の備品の手配や、飲食の手配など、社内で連携先ができたことで、これまでは開発組織だけにかかっていた負荷を分担することができました。

人事の方で作成している会社のイベントカレンダーにエンジニア向けイベントを連携して、会社の場所の確保や認知を取れたり、カンファレンスのブースなどは技術に閉じないコンテンツを一緒に用意できたりしたことも大きいです。

EMとの協力

また、今年からEMとしてなおぱーさん(@naopr)さんがジョインされ、発信活動においても多くのサポートを受けることができました。

例えばSlackの投稿にスタンプをつけることで、テックブログのネタが自動的にストックされて、アイデア出しのハードルが下がる仕組みを導入していただいたりしました。

また、テックブログの下書きを丁寧にレビューしていただいたりもしています。

さらには、LLMを使ってなるべく工数をかけずに記事を書けないかを模索するSlackチャンネルも立ち上がり、日々試行錯誤が繰り広げられています。

さらには、目標に組み入れることで業務内においてアウトプットを出す時間を捻出したりといったサポートもしていただいています。
こうしたいくつもの取り組みのおかげで、発表や記事の執筆に対してのハードルが下がり、数を打つことに繋がったかなと思っています。

他社との協力

また、今年は初めて他社さんと協力してのイベントも実施しました。なかなか自社だけでイベントを主催すると、負担が大きいものがありますが、他社との分担をすることで、準備や当日の運営の仕事を分担することができたり、盛り上がりも大きくなるのでありがたいなと思いながら共催させていただいています。

ぜひ来年も一緒にイベントできると嬉しいです!

アウトプットのモチベーションをどこにおくか

ここまでの協力体制ができると、発信までのハードルやイベントの負担はかなり下がりますが、最終的に主体となるのはメンバーです。

個人でイベントを手伝ったり、記事を書く必要があるのは変わらないので、そこのハードルは依然としてあります。ではどのようにモチベーションを置くか、が課題となりますが、僕個人としては「自分のため」というような捉え方をしています。

会社としては当然「エンジニアの採用」という目的があり費用や人手を出してくれているという理解をしていますが、対外的なアウトプットを出すことは個人として得られるメリットもあるとこの1年で実感しています。

例えばブログ執筆等で、自分がこれまでにやってきたことや得られたことの言語化を通して、ふりかえりの機会になります。
そしてアウトプットが外部の目に止まることで、社外に対しての個人のプレゼンスを出すことにもつながると思います。
結果として社内や個人では得られない新しいつながりや情報、そして刺激を得ることに繋がりました。

「会社のため」や「会社として」と考えるとついハードルが上がってしまいがちですが、自分がやりたいことと会社としての目的の交点を探すような動きをする、つまり「自分が楽しいと思うことを会社の枠組の中でできないかを探す」という視点で考えると心理的なハードルを下げたりモチベーションにつながったと思います。

「いい音楽を聴きながら美味しい日本酒を飲めたら楽しそうだ」という思いつきで企画したOpen Drink Dayや、「今年知り合った人たちと年末に1年振り返りをしたい」というきっかけで開催したBonenKaigiなど、がその例です。

そうしてできた繋がりの中で、会社について知ってもらえて、もしもご縁があれば一緒に働く仲間ができたら良いな、というような事を考えて1年間アウトプットを頑張りました。

また来年も新しい繋がりや発見があるよう、アウトプット頑張りたいと思います。今年も1年間ありがとうございました!


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