久しぶりに文章を

久しぶりに1人のゆるりとした時間があるので、今考えていることを文章にしてみようと思う。

「嫉妬1」。人間だからしますよ。
私はつい最近嫉妬した。悔しかった。なんで?なんで?って心の中で叫び続けた。
「私の方ができるのに。」「私の方が考えているのに。」「私の方が……」頭の中でぐるぐるぐるぐる繰り返される。
自分の人生では自分が主役だもの。誰だってそういう気持ちは持っているものだ。
嫉妬をして、悔しい思いをして、それでも踏ん張ってやり切ることに意味がある。人生思い通りに行くばかりではないのだ。
この思いをバネに、自ずと心の中に生まれている余裕に身を任せ、ステップアップしていきたい。未来の私のために。


「嫉妬2」。恋愛において切り離せないもの。
こっちの嫉妬は今回されている側だ。A子ちゃんは彼が好きなのか…。
それはわからない。なぜならA子ちゃんには恋人がいるから。
それでも私は知っている。A子ちゃんは最初っから彼を見ていた。
必要以上の笑顔、必要以上の接触、必要以上の会話。「きっとA子ちゃんは、彼とうまくいったら恋人にしたいと思ってるんだろうな。」「女子特有の、ちやほやされたい気持ちがあるのかな。」「男子は全員自分のことが好きであってほしいと思ってるのかな。」「かっこいい人が自分のことを好いている状態でプライドを保ちたいのかな。」こんなことを思っていた。
我ながらかなり冷静に分析していた。
だってA子ちゃんがあからさまだったから。
それに私も同じように感じていたことが昔あったから。今考えると、異性全員に恋心を抱かれていたって全然幸せじゃないし、ちやほやされても後で虚しくなるだけだし、相手の見た目でプライドを維持しようなんて馬鹿らしい。でもA子ちゃんの気持ちは、わからなくはなかった。女の子ってみんなそういう節があるんだと思う。
私は最初の頃から彼のことはかっこいいと思っていた。でもわざわざ自分からアプローチする気もなければ、彼には仲良しの可愛い女の子が別にいた。
だから特に深く関わりは持つこともなかったし、実際接点もあまりなかった。

でもある日突然私たちは接点を持つようになり、仲良くなった。
気づいたら恋人同士のように一緒にいることが多くなった。お互いに意識していることに、お互いが気づいているような。
そうすると、周りから「君たち付き合ってるの?」という質問をされることも増えた。それだけ私たちは仲良くしているんだと思う。

ふと気付くと、私が彼と何かしているとA子ちゃんは少しテンションが下がる。不機嫌になる。なんだか言葉に棘を持つようになる。
「彼女は私に嫉妬しているんだ。」そう確信したのは今日のA子ちゃんの一言から。ある行動に対して「あなたは彼に影響されてるんだよね」と笑顔で言われた。その笑顔は笑顔じゃなく、棘まみれの表情だった。
「え?そういうわけじゃないよ。」と私は答えた。
女の子っていうものは、時に恐ろしい生き物になるのだと痛感した。
多分、彼が別の子のことを好きになっていたら、私はA子ちゃんと同じように嫉妬をしていたのだろう。
人間って面白い。

まあ、人とうまくやっていきたいと思っている時、かっこいい人と恋に落ちるのはリスクが大きいということは皆さん覚えておいた方がいいかもしれない。敵はどこからともなく誕生してしまうものだ。
それでも私は彼と一緒にいる時間が、自分にとって一番心安らぐ時間であり、充実した時間になる。だからどうしても彼と一緒にいたくなってしまう。
良き友人であり、未来の恋人かもしれない。
来年の春、どんな風になっているだろう。ひょっとしたら恋人にはならないかもしれない。それでも、今は彼といたいのだ。
恋愛体質ではない私が、男の子とこんなに一緒にいて楽しいのは、いつぶりだろう。恋愛でなくても一緒にいたいと思える人。
そんなふうに言っても、もし彼に私じゃない恋人ができたら耐えられないかもしれない。いや、耐えられるかもしれない。
いや、やっぱり耐えられない。

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