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わたしが海外移住を決めた3つの理由

イタリアからブォナセーラ!
気持ちよく晴れた今日は犬のお散歩によく出会う。わんこたちもなんだかはしゃいでいるみたいだ。

さて、アマイヤがイタリアに移住して早5年が経とうとしている。5年というと長いようで、住んでいると、案外短い。

ここに来て、一応自分の経緯をまとめておこうと思って、手始めに移住を決めた理由を残しておこうかと思う。宜しければ、読んでくださいまし。

1.言語に興味があった

アマイヤはそれこそ大学で第2外国語が必修でなかったけれど、大学を卒業してからフランス語を始め、そこそこ話せるようになっていたので、イタリア語と聞いた時、結構面白そうだな、とまず興味があった。

それに、今思うと過信だったと思うけど、当時、“それに同じラテン語から派生した言語なら、なんとかできそうだ“程度に考えていた。

これは後に、大いなる誤解(ある程度までは許容できる発言だけど)だったと気が付かされるわけだけどさ。
でも、これって大切かも。

言葉を通じてコミュニケーションするわけだし、そもそも興味を持てない言語を勉強するのって苦痛になるだろうからね。

2.地理的に住める気がした

この理由、幅広すぎて、どうまとめていいのかわからないんだけれども、まず、アマイヤはイタリアに移住する前まで、とにかく大のフランス贔屓で、フランスのご近所さんのイタリアなら、大陸続きですぐに遊びに行けそうだと考えたわけだ。

後は、イタリアって南北に長くて、火山が多くてさ、地震が多いところも、日本と似ているんだよね。

なんだろう、人間と同じで、共通点を多く見つけられると親近感が湧くんだよね。そんな単純な理由だったと思う。

後は、映画で観るイタリアの景色って素敵だったこともあるかな。特に夏の日差し、空の青さ、畑一面のひまわりとか、ありふれているけど、そんなものにも憧れがあったりした。

3.食事に満足できそうな気がした

これは食いしん坊な人には大切な事項。過去にアイルランド人の恋人がいたことがあったけど、彼は黒ビールとピッツァさえあれば、後は食について掘り下げるものがなかったので、いつもなんとなく不満だった。

(すみません、こんなことを不満に感じていたりしてさ。でも、食事って毎日のことだから、結構積もりに積もるんだ)

イタリア料理といえば、説明しなくても大体どんなものを食べているか想像がつくよね。

まず、麺好きなアマイヤにとって、たくさんの種類のパスタがあるので、夢のような国だった。毎日パスタが食べられる!って考えたわけだ。

後は、米を食べる国だったことも追加点。今はリゾット用の米と日本の米がだいぶ違うのは知っているけど、あの頃は、なんとなく一緒って思ってた。

でも、この大雑把さがあったから、イタリアに来ちゃったんだよね。

以上がアマイヤがイタリアに移住を決めた単純すぎる3つの理由だった。
でも、最後に付け加えておきたいのが、結局のところ、楽観主義が一番の鍵だった。なんとなく、という至極漠然とした理由がここまでアマイヤを運んできてしまった。

あの頃、仕事で行き詰まりを感じていて、このまま人生進んでいっても、アマイヤがなりたいものになれないなってわかってきたところだったのと、ニャコモンに一緒に来て欲しいって言われたことがきっかけだった。

じゃ、アマイヤは今まで来たことを後悔したことがなかったかというと、そうでもない。
何度も言葉の壁やその他いろいろなことに泣かされたこともある。
全然かっこいいもんじゃない。

それでも、確実に言えるのは、来て良かった、ってこと。
あの頃、移住を決断しないで、日本にダラダラと居続けていたら、今頃、腐っていたかもしれない。

人生、まぁ、結局なんとかなるもんですな。
ということを言えるのも、楽観的だからかもしれないけど。

Ciao!(ほな、また。)
チャオ

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