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現行のバスケ天皇杯に対する提言

昨日のバスケの試合は、Bの
リーグ戦ではなく天皇杯バスケの
3回戦かな。勝てば準々決勝の
4試合。昨シーズンの決勝進出
2チームはシード扱いだが、試合
してない訳じゃなく、同日に
EASL(アジアリーグ)の試合の
ために海外遠征中。つまり天皇杯
バスケにて勝ち残ってる8チームと
EASL出場の2チームだけ公式戦が
あり、残りのチームは試合がない
という、日程上の不平等が
生じている訳だ。

ただ俺は、別に日程の不平等が
生じること自体に関してはそこまで
問題があるとは思っていない。
問題は過密日程により不利益が
生じることにあると思っている。
現状は、強いチームばかり試合数が
増えてチームや選手への負担が
大きくなる状況だ。

そして、プロである以上
試合には対価がなければ
成り立たない。そういう意味で
対価より名誉の方が先立つ
天皇杯に、プロのチームが
参加し続けていることに対して、
Bリーグ統合以降あまり納得
出来ていないというのが俺の
個人的な意見です。

B3リーグ所属の豊田合成が
今期限りでB3を脱退するのに
伴い、B1からB3までの全チームが
プロクラブ化するタイミング
なんですよね、来年が。俺的には
これを期に、B所属チームは
天皇杯辞退でいいと思うんだよな。
というか、JBAの方から「バスケ
天皇杯はアマチュア日本一を
決める大会にします」
という
方針表明をすればいいと思うんだ。

Bが出来るまではNBLのチームは
参加してたけどbjからはほとんど
(一部例外あったけど)参加して
いなかった。そしてBが出来ても
カテゴリによって天皇杯参加
不参加が分けられるような
歪な状況が続いてたんだよな。
それがここ2,3年でプロチーム
全参加に移行してきたんだけど、
そうなると1回戦や2回戦ぐらいで
アマチュアチームが基本
全滅しちゃうんだよな。

だからと言ってアマチュア用に
枠を優遇するってのもおかしい
俺は思う。根本は勝てない(弱い)
チームの方が悪いんだから。
問題は天皇杯の日程がプロの
リーグ戦を圧迫してること。
アマチュアチームは全然勝てない。
プロチームは勝ち上がるほどに
日程が過密になってマネジメントが
大変。それでいて賞金なんて大して
出ない。ほんと、名誉しか無いんだ。
得がゼロ。

正直現状の誰も得しない状況を
変えて、バスケ天皇杯はアマチュア
チームのみの大会にすればいいのさ。
女子の皇后杯みたいにさ。WJBLは
実質プロに見えるけど、実業団と
ノンプロクラブチームの完全
アマチュアリーグだからね。
それと同じにすればいい。

女子、学生、社会人と比べて
男プロは試合数が桁違いに多いから、
無茶苦茶負担なんだよな。試合数
多いのにチームのロスター(支配下
選手)数が少ない
という罰ゲーム
みたいな過酷さ。シーズン中は
リーグ戦のみに集中してほしい
ってのがファンの望むところだと
思いますよ、俺は。しかも天皇杯って
興行の主幹がどこなのかはっきり
しないので、集客イマイチよね。
JBAとBリーグでちゃんと協議
してほしい。現状のやり方を
続けても誰も得しないから。

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