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シェアハウスに住んでいた時のこと

基本的に社交性の欠片すらない
自分ですが、シェアハウスに
住んでいた事があります。確か
30になった頃、もう10年以上
前の話。住みたくて住んでた
訳じゃないんですが、当時はそう
するしかない事情がありました。

そして先ほども書いた通り基本
社交性皆無の人間、1年と保たず
シェアハウスから飛び出して
しまいました。ただそれは1年の
間にちゃんと部屋を一人で借り
られるようになったという事。
晴れて出所と言えばいいのかw

その時の記憶はもはやぼんやりと
したものしか残ってませんが、
そこの住民連中は俺と同等か
俺に輪をかけて社会性の無い奴
ばかりだったような気がします。
ずっと冷戦状態というか、相手に
不満のある状態が続いてました。

まず、シェアハウスというのは
住民に一人でも整頓や清掃に
無頓着な人間が居るとゴミ屋敷
のようになります。綺麗好きが
どんなに片付けてもです。正直
俺にはその神経が理解出来ない。
俺も決して潔癖症ではないし
そんな高頻度で掃除するタイプ
でもないけど、メシ食った後の
包装などを床に放り投げる、
食いかけ、飲みかけのものを
机や台所に放置するとか、一体
どういう育ち方をしたらそんな
行動を取って平然としてられる
のかが理解出来ない。だから
常に片付けで誰かと揉めていた。

あと、それとは別に風呂場や
洗濯機をまともに使えない奴には
心底呆れ返った。その家には
庭があり洗濯物を干せたので
自分の角ハンガーに名前を書いて
そこに干してたんだけど、人の
角ハンガーを勝手に使う奴とか
56してやろうかと何度思った事か。
風呂入った後の排水溝の髪の毛を
自分で捨てろと何度言っても
聞く耳持たなかった奴。あの頃の
ストレスはだいぶヤバかった。

そのシェアハウスの利点として
全員分の個室があり、鍵もかかり
最低限のプライベートは確保
出来ていたというのがあったが、
一人一坪(二畳)くらいの部屋に
高床ベッドがあり、上で寝て
下にテレビと机、収納スペース
があるという、本当の最低限。
(穴蔵系の家でもそんなに苦に
しないタイプなので)それ自体は
別に文句はなかったが、近くに
薮があって窓を開けると蚊が
入ってくるので換気が出来ない
状況だったことと、隣の部屋の
奴が時々夜中に壁を殴る音が
酷かった。アレは参ったね。

今はシェアハウスの利用が一般に
普及して、実際利用されてる人は
都内中心に結構いると思われる。
そういう家が全部俺の住んでた
ような環境とは限らないが、まあ
いい事ばっかりじゃないよね。
今回久しぶりに思い返したが本当
笑えない思い出ばっかだったわ。

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