ハッカハムシ-Chrysolina exanthematica
1cm前後の銀色の上翅に黒い斑紋が連なり、裏側は青色に輝く美しいハムシ。この独特の特徴のおかげで一目で種類が分かるありがたい種類。(ハムシは仲間同士でそっくりなやつ多いから種類わかんないんだよねぇ…サンゴジュハムシレベルですらちゃんとした図鑑がないと同定できないから結構ナニコレっていう写真が…)
名前の通り食草にハッカ(ミント)が含まれており、そのほかにも紫蘇やタイムといった昆虫が嫌いそうなハーブを好んで食べる変わったハムシ
他にもホトケノザ等のシソ科植物などを食べる。
市街地ではホトケノザなどでたまに見られるだけで多い虫ではないが、里山などの緑が多い場所に住んでいるが、時たまハーブの害虫となっているようだ。
ハッカハムシは昆虫マニアの中でオオルリハムシのような珍しく綺麗な種類を多数含むクリソリーナと呼ばれる人気のグループの仲間に属していて、このクリソリーナというグループの中ではヨモギハムシについで二番目によく見る昆虫。
というか、この二種以外は見ることがかなり難しいグループである。大半の種類が北日本にしかほとんどいないしね…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?