タイワンオオテントウダマシ Eumorphus quadriquttatus
対馬固有の南国漂うテントウダマシ。
なぜ台湾かというと台湾にも住んでいるから。
どうやら大陸一体に住む昆虫らしく、大陸から最も近い諸島までは広がれたがそのあとは無理。という生息地をしている。
なので、対馬固有というよりは国内だと対馬にしかいない、が正しい。
しかし、近年シイタケの榾木として対馬から本土に持ち運ばれたものについていってしまい宮崎などで国内外来種になっているとか…
匂いを出す甲虫はゴミムシやゴミムシダマシと多いが、テントウダマシのにおいをしっかり嗅いだことがある人は少ないのではないだろうか?
こいつはかなりキツイにおいを出すが時間がたつと、嗅いだことあるようなにおいに変わる。どうやら体格の問題でテントウダマシの汁は人間にとってあまり意味がないだけで、量があればしっかり効くようだ。
生息環境は菌が回った太めの枯れ木の中。ユミアシとかそんな感じで木を見回れば勝手に見つかるという感じでもない一方、思ったより木を当てればドカン!!というほどとれる感じではない。他のブログによると捨てられたシイタケの榾木とかにもいるみたいなので、今回の遠征では少なかっただけだと思うが…
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?