かんこ船ミニイベントを大人の島留学生・島体験生向けに開きました!
8月11日にかんこのミニイベントを開きました!
海の士(ひと)を育む会では、海士町で長年使われていなかったかんこ舟を復活させています。
かんこ舟とは木製の舟で、昔”かなぎ”と呼ばれる漁に使われていました。今は技術が発展し、電動モーターの舟(船外機)でかなぎ漁をしています。今回使用したかんこ舟約50数年間使われず海士町の漁港に眠っていました。
今回のイベントはかんこ舟の魅力を島内外に広げていくための第一歩として、大人の島留学・島体験生向けに開きました。
大人の島留学・島体験について詳しくは記事の最後にあるnoteをご覧ください!!
イベント中の様子
地域の方からの感想
かんこの漕ぎ方を教えてみていかがでした?
村尾さん:だいぶ上手になった。櫓(ろ)の角度が難しいんだけどね、みんな上手になったよ。倒れないけんからね。若さを感じたよ。
かんこの漕ぎ方を教えてみていかがでした?
銭谷さん:回数重ねればすぐ上手くなると思うよ。運動神経がいいからね、すぐ慣れると思うけど。やっぱりかんこを漕ぐ機会がね、なかなか無いから。一人でぽっと海に出せば、自分で帰ってくるんじゃないの。上手くなるんじゃないの。舟も小さいからバランスとるの難しいけど、でも、何回か乗ったらすぐできます。体で覚えるよ。自分らも50年振りに、漕いだけど体で覚えているからすぐ思い出したよ。
島留学生・体験生の感想
今日かんこ体験してみてどうでした?
正木くん:なんかめちゃめちゃ見た目海賊船みたいですごい楽しかったです。僕が漕いでも全然前に進まなかったです。昔の人は大変だなと思いました。
園田くん:
今日はありがとうございました。自分が漕いでたら全然進まなかったけど、変わったとたんに全然進んで、昔の人は沖まで漕いで進んで、漁をしていたのすごいなあと思いました。
谷田くん:ありがとうございました。かんこ舟は力の入れ方がむずかしいけど、分かったら進んでくれるからそれが面白いなあと思いました。コツをさわりだけ掴めた気がします。また機会があれば乗りたいです!
遠藤くん:
ほんと楽しかったです!最初漕いでみたんですけど、正直これ全然無理だなって思って、難しかったんですけど、最終的に少し漕げるようになりました。良かったです。地元の方が漕いでいる姿、かっこよかったです!
田中さん:
昔の人がどうやって漁に行っているのかを聞いて、片手で漕ぎながら覗いて、左手で漁をするっていうのが本当にすごいなって思いました。難しかったです。
岡本さん:
とても大変でした。昔使ってた方は「漕ぐの簡単だよ!」っていうんですけど、すぐ舟が傾いちゃったりして、難しかったです。世代を超えて若者が乗り継ぐ機会が出来たのがとても素敵だと思います。新たなかんこ舟の可能性を感じました。
地域の方とふれあい、かんこの魅力を知ることが出来ました。協力してくださった皆さん、参加してくださった皆さんありがとうございました!
海士町大人の島留学・島体験について詳しくはこちらのnoteから!!
今回参加してくださった田中さんがこちらで素敵な記事を書いています!!
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