本気で、遊んでます!
さて、ラストは長男です。
やはり、長男、15歳だけあって、どれにしようかな。
今や伝説の、1500mの東京都の大会で1650m泳いで(25mのため、1500過ぎてから審判に止められながら何回ターンしたんだ!?)、それでも止まらなくて、審判の方が飛び込んだ話、とか?あれは、会場中、前代未聞と大爆笑の渦でしたよ!(1500のタイムも悪くなかったんだけど、もちろん、失格!)
もいいんだけれど、
水泳のコーチに、本気で来い!(真剣にやれ)と両手を広げられたときに、
本気で遊んでます!(本気で楽しんで泳いでます、の意味)と返したことや
その前に、小学1年生のときに、授業参観に行ったら、空を見上げてすごくニコニコしている。
なんでニコニコしていたの?と休み時間に聞いたら、昨日(金曜日)のドラえもんの続きを考えていたら楽しくなっちゃって!と。
授業はー?(笑)
初めての授業参観、手は挙げないのかな?先生の話は聞いてるのかな?と思ってた母の、かなり斜め上の答えに、大笑いしたし、こりゃ本当に私とはまるっきり違うぞと思ったんですよね。(空想癖はめちゃ似てるけど)
4年生の二分の一成人式は、教室で、特技や好きなことを披露するというものでした。息子は他のお友達と、縄跳びに登場ー!みんながぴょんぴょん飛んでる中で、時間終了のタイミング、縄ほどき終わる!本人も爆笑、私も爆笑、クラスみんな爆笑。
あーこの爆笑、考えたら、生まれたときからだったや。
頭が出てる、間に合わないー💦となりながら、病院到着後9分で出産。私も夫も先生も看護師さんも大爆笑の中で、生まれてきたんだもの。
こんなマイペース街道まっしぐらの、みんなの笑顔に包まれた長男があんな大変なことになって、それに痙攣重積だけじゃなくて、とにかく中耳炎で熱を出し保育園は最初の半年間ほとんど行かれず、中耳炎で2週間も入院し、あんなこんながなかったら、やっぱりいまの活動をしていなかったなと思うと、その、母ちゃんへの影響力たるや!
学童からそのまま友達をたくさん連れて帰ってくる子だったことから自然に始まった、夕方みんなが家に来ること、
朝もお預かりしたり、夜は夕飯を食べる子や知らない子もお預かりが出てきたり、そんなのがすべて彼の存在のもとに自然と巻き起こる、そこに私はただ楽しんで流れていく、そんな子育ての前半でした。
長男は、ただ周囲を笑顔にしちゃうだけじゃなくて、学童で悩んでた子のことをサラリと救う言葉がけや接し方をしたり(これは長男に限らず次男も三男も言われることだけれど)、本人が蹴られたりぶたれたりした場面で、いつかそんなことはやめる、いまは僕に当たっているだけだからとその子のことを信じてるから大丈夫だ、すべての子にそうだというわけではないけれど、このケースは大丈夫だとその子から受ける暴力を心配する周囲に言って聞かせたときに、学童の先生に仙人ていうあだ名がついてるんですよ、と言われたりもしました。
仙人話をシェアしたりわが子3人のことだけ綴りましたが、「うちの子すごいでしょ話」ではない。
どの子もみんな、素敵。どの子もみんな、すごい。
その思いが強かったから、これまで、別に書かなかったのもあるかな。もちろん、本人達のことを考えてのこともあるけれど。
どの子も、みんなそれぞれ特別で、特有で、どの子も、みんな、素晴らしい。
うちの子も、もちろん、素敵だなと思う部分いっぱいある。うちに来てる他の子達も、みんな、みんな、素敵だなーと思うところいっぱいいっぱいある。
我が子も素敵。あの子も素敵。この子も素敵。どの子も素敵。
みーんなみんな、面白いし、みーんなみんな、それぞれに特別よね。