良い親がいるということを前提としない

卒園、卒業のシーズンですね。


我が家も今年はダブル卒業なので、今週2回卒業式がありました。リアルでもSNSでも、卒園・卒業の報せを見るたびに、成長ぶりに、驚くやら嬉しいやらです。

この時期、普段より少し多く感じるのは、「親子」を意識する機会。

様々な場面で、公の場で、「親から子へ」「子から親へ」といったメッセージが交わされます。

そんなときに思うことは、

親が両方揃っていることを前提としていないか?
そして、良い親であるということを前提としていないか?

ということです。

いろんなご家庭があること、こんな素敵な晴れの場で、
わざわざ傷つくことを言う必要があるのかな、と
立ち止まらないといけないと私は思ってます。

親子の感動話って、とてもウケがよい。
親への感謝を子に言わせるとか。
子どもへの親の思いを伝える、とか。

けれど、ウケのために、子どもたちをわざわざ傷つける
ことはない、と思うのです。

いろんなご家庭がある。

それぞれの事情がある。

だからこそ、そういう晴れの場面では、 
子どもが自らの現在そして未来のことを話したり
発表する場であってほしいと願います。

私も、知らぬ間に、気づかぬ間に、ひとを傷付けていることなど山ほどあって、あのとき言葉を間違えた、なんてこともたくさんあります。(今ちょっと思い出しただけで、穴に入りたくなるようなものも)

だからこそ、わざわざそんなことをしていないか?
と、自ら立ち返りたいなと思っています。

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