向き合う時間

ここ最近、仕事でのキャリアや今後について考える機会が結構ある。
なかなか直接会って話すことができない世の中でも、リモートで社内外の人と話す機会があるのは有り難い。
人見知りで、社交的でもない、表情が堅い、怖い、近寄り難いと思われたり、第一印象が良いとは言えないタイプの自分。
だから、お酒の席での【飲みニケーション】の存在がありがたかったんだけど、何度も羽目を外して失敗したり、このご時世なので全然、居酒屋にも行かず。
ほぼ初対面の人とリモートで、画面越しで話すのは緊張するけど、お互いを深く知らないからこそクリアな状態で関わることができるので、新鮮♪
自分の苦手意識としていた自己開示やコミュニケーション能力も高めることができるので、プラスなことが多い。結果、以前よりもきちんと話せるようになったり、幅広いジャンルの会話が出来たり、凄く充実した時間を過ごすことが出来ている。お酒の力を借りず、お酒で深める絆より、濃い時間になっていると思う。

ただただ何となく毎日仕事に追われ過ごす日々になりがちだけど、きちんと自分自身と向き合う、見つめ直す時間を定期的に作っていこうと思う。コロナで飲みに出ることも難しいので、意味なく群れるってことはなくなったので、自分の時間は増えたし、もっと上手に時間を使っていきたいなと思う。

もちろん、大好きなひとたちと外で飲むお酒は最高に美味しいし、幸せだから、コロナが落ち着いたら、思いっきり飲みたい!!

◆最近読んだ本から学んだこと

幼いに十分に受けることのできなかった愛情を、時にはその役割を、恋人やパートナーに求めてしまう。自然な恋愛感情以上の何かを相手に求めてしまい、それが得られないと世界全体から拒否されたような絶望感を味わってしまう、という人は、相手を対等なパートナーとしてではなく、かつ子ども時代に自分を愛してくれるはずだった人の代わり、と無意識にとらえている可能性がある。
どんなときも、24時間365日、自分を見つめて、愛して、可愛がって欲しい…この要求は、恋人やパートナーにするものではなく、本来は親に対して向けられる要求だったはずのものです。しかしながら、それは満たされることがなかったために、恋人やパートナーをその代理として、自分自身を育て直そうとする。これがいわゆる【重い女】や、【束縛する男】等の面倒くさい人の一側面なんだろうと思います。傷ついた子どもを心の中に住まわせている人にとって、恋人は対応な恋人ではなく、自分を愛してくれるはずだった親の代わりなのです。
しかし、大人としての社会生活のある恋人やパートナーに、24時間365日自分だけを見て欲しい、と要求するのは、かなり過酷な話ですから、時には相手の犠牲を愛の証として要求するような人もいます。傷があまりにも深く、だれかを信用したいのにできないからこそ、そういった要求をするのでしょうが、その要求は永遠にかなえ続けることは現実的に無理な話で、早晩にこの関係は破綻してしまいます。また傷を深くしてしまうのです。
傷を癒そうして誰かを探すのに、却って自分の傷をえぐるようなことをしてしまう。その繰り返しの中で、もはや自分は救われないのだと思う人もいるかもしれません。
たしかに、傷を受けた心を癒やすためには、親の代わりに、誰か信頼できる大人と一対一の関係を築き直し、愛着関係を作る【育て直し】が必要なことがあります。
もし、恋人やパートナー、もしくは友人に信頼出来そうな相手を見つけることができたなら、その人の【愛し方】をよく観察してみてください。
自分本意の愛情で相手を振り回してしまう人なのか。
気が向いた時だけ愛して、後は邪魔者扱いするような身勝手な人なのか。
それとも、静かな愛情で、いつも、何がどうあろうとパートナーの人格を認め、大切にに扱おうとしてくれる人なのか。
もし、この三番目に該当するような人がいたとしたら、その人があなたの運命の人です。運命の人、というのは、結婚する相手、ということではなくて、あなたの人生を変えてくれる人、という意味です。
そして、この人に頼り切るのではなく、この人が自分に向けてくれる淡々とした深い愛情の有り方を、ぜひ、自分でも体得していって欲しいです。
この人が向けるような静かな愛情を、自分でも自分に向けてみるのです。どんな失敗をにても、どんな姿であっても、あなたはあなたであり、私の大切な人です、というメッセージを、自分に発してあげてみてほしいのです。

親は親、パートナーはパートナー、人は人、自分は自分って、誰かのせいや環境のせいにせず、自分って存在を確立したいし、もっと自分を認めることのできる人になりたい。変なとこプライド高かったり、責任感強かったり、過去や周りを気にして歪んだ価値観だったり…そういう自分を取っ払って、自分らしさを追求したいなあ。

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