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浪人期に恋愛に絡まれた話①

浪人生は恋愛をすると受験失敗するって話をよく聞く。

僕もそれは聞いたことがあったが恋愛するなんてもってのほかだと思っていた。
それどころか恋愛してる余裕もなかった。

けど去年の9月に入ったちょうどこの時期に、ある女の子に声をかけられて特殊な恋愛経験をした。自分の恋愛観というか、女性に対しての見方が変わってしまった。

一年経って気持ちの整理がついて自分のリアルな体験を共有したくなったので書き出そうと思う。言葉を選んで書いたつもりだが、誰かを嫌な気持ちにさせてしまったとしたら申し訳ない。先に謝ります。
興味程度に見ていってくれたら嬉しい。


その女の子は別の高校出身で私立大志望。
芸能人で例えるなら西野七瀬みたいな雰囲気だった。
可愛かった。予備校内で可愛いことを噂されてたレベルだった。

僕は国立大志望のコースで
授業自体が被っているものが少なくて彼女のことは見たことがある程度だった。
僕は高校が四年制と言われるくらい浪人する人間が多かったのもあって浪人が始まった時から周りは友達だらけだった。
その友達たちとの会話の中でもやっぱりその子の話題が出てくるくらい可愛いことで有名だった。

その子が、ある日の授業後に僕を待っていた。
いつも通り授業が終わって帰ろうとしていた時だった。

「あの、この後時間ありますか」
みたいなことを言われたと思う。

突拍子もなく曲がり角で声をかけられた驚きと緊張で自分も何が起きてるのか分からなくてここら辺はあまり覚えていない。

話を聞いてみると

「ずっと推しだったんですけど、友達になってほしいです」

言い方はよく覚えてないけど確かにこう言われた。
よく分からなかった。

自分の中で「推し」って
アイドルとか、手に届かないくらいの有名人のイメージがあった。

推し??同い年で?
わからないけど好いてくれてることに間違いはなさそうということでいいの?
僕の頭の中はせいぜいこんな想像をすることでいっぱいいっぱいだった。

素性も自分の気持ちもよくわからないまま友達になった。
流れでLINEを交換した。
その日は最後の授業が終わっていたから、お互いに自己紹介みたいなのをしながらそのまま一緒に帰った。

ここから彼女と僕のよくわからない関係が始まった。

続きは↓の②です

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