1分50秒小説『タワシ』
ワタシ「ワタシはワタシ」
タワシ「ワタシもワタシ」
ワタシ「アナタはタワシでしょ?」
タワシ「確かに、アナタにはワタシがタワシに見えることでしょうね。でもワタシはワタシ、これは揺るぎない事実」
ワタシ「違うわ、!アナタはこう言うべきよ『ワタシはタワシ』と」
タワシ「ワタシはタワシである以前にワタシ」
ワタシ「とにかく『アナタはタワシ』よ。さ、言ってみて」
タワシ「アナタはタワシ」
ワタシ「違う!ワタシはワタシ。アナタがタワシ」
タワシ「アナタはタワシ」
ワタシ「だから違うって