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夏のうだるあつさはどこへと
つま先だけは冷え切って
君の熱を冷ますような
力が僕にあったならな
そんな夜もあるね
足先はつめたい 君の心と
真夏の暑さに 凍えそうなのは
どちらさま あなたさま
できるなら あたためてあげたい
気づいてない そんなことはない
でも受け入れてしまえば 業火の矢が
降ってきそうだ あの雨のように
雷のように
まだ僕には君を守り抜く盾はないし
君もまだ見つけてないでしょう
諦めたはずの手段 探してほしかった
でも今はそれでもいいかな
君が無事で幸せならそれで
ずっと笑っていて欲しい
これは繰り返されるエゴ
あの日に聴いた音 この先また
目の当たりにするのだろうか
深海に沈む君と僕
見上げる君 見下ろす僕
目を凝らしたら先が見えそうだ
神も君で 追放されたのも君で
救いを求めてるのも君
繰り返してばかりの日々に
無限の可能性はあるって
言い訳してるのは僕
滑稽でもいいから
君を好きでいたい 繰り返す僕のエゴ
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