そもそもの話。前編

今は映像分野で色々やらせていただいてるしている今日この頃ですが、今考えても趣味で映像やろうとしてたのに今は業界入り…昔はプロ目指すと思ってなかった。大学決めるまでは。

というわけで、今回は地元時代の話。せっかくの帰省期間なので!
田舎の学生が上京決めるまでの話かなと。

大学決めるまでは特に何もやりたいことのないそこらへんにいるオタクの学生だった。

映像作品の制作自体は興味があって、手はつけていたけど正直どうすればいいかわからなくて、静止画ばっかやってたのが中学時代。なぜか実家にあったPhotoshop CS5で遊んでいました。CS5まじで機能も資料も出てこないんですよね…。「新しいのでは使えるのにこれじゃ使えない!」とかありました。そもそも検索しても出てこないってこともたくさん。今はCCユーザなのですが、公式ヘルプとかYouTubeとかで解決できちゃう。手探りでやってた頃に比べて楽になったなと…

そもそもの話、映像に興味を持ったのは中学生の時に友達から教えてもらった東方Projectをきっかけに、東方アレンジを聴くようになった。中でもどハマりして今でも追ってる幽閉サテライトのライブに足を運んで、

“話の詳細は割愛させていただくが、7年前に足を運んだライブで演者の後ろに立っているスクリーンにMVを流すというものがあった。私はそのMVに惹き込まれた。「映像の力ってすごい」。これが私の原点である。完全に映像の虜にされてしまった。そして同時に「自分も作ってみたい」と思うようになった。”

中でもこの映像が印象的だったので、曲と一緒に覚えている

背景の映像の世界に魅了された私(引用元では割愛していますが、東方樂祭)は、ニコニコ動画を視聴するようになって見つけた、この動画(埋め込みできるリンクの都合上YouTubeに上がってるものを挿入しています)でまたさらに衝撃を受ける。

いやー今見てもかっこいい。この映像を手がけているクリエイター七薙さんの作品は私にむちゃくちゃ影響与えたと思う…。今幽閉のMVは別の方(最近だとかわさんという方。文字のモーションをむちゃくちゃ参考なる)が担当されてることが多いけど、ロスワのMVの時に久々に幽閉サテライト×七薙さんの映像見れてそれはそれは嬉しかった…

またまた脱線ですが、そんな私がむちゃくちゃ尊敬している七薙さんとは、現在スペースとかでたまーに話をさせていただいてます。確か私が「七薙さんの影響で映像始めました!」的なツイートしたら反応してくれたのです…そこから繋がったはず(記憶が間違ってなければ!)通知来た時はびっくりしたけどそれと同時に嬉しかった!神と繋がってしまった!!やばい!!というあまりにも語彙が欠落しました。

上述の通り、当時映像編集に手をつけていなかったといえば嘘なのだが、映像自体はなんだかんだ高校から始めたことになっている。(中学生の時に編集に手を出してはいましたが、ややこしいので話の都合上そうされてもらいます…。いろいろ手をつけていた時期なので何を始めて何をやめたのかよく把握していないのです…。)
挙げた動画の出会いにより、私は「モーショングラフィックス」という映像の種類に出会う。
作り方とか調べたが、当時の自分、あまりにも知識もスキルもなくて何度折れたか。
映像興味あるけどな〜と思ってる矢先、人と作る楽しさを知る。

基本的に一人でものづくりに取り組んでた私が初めて人と作る映像作品というものに関わったのは、確か高校2年生のの文化祭で、クラスごとに何するかのCM作らないといけなくて、それの脚本。CGとかじゃなく、実写です。プロットは紙に書いた。いつも使ってるルーズリーフに、今も使ってる黒のシャープペンシルで。(実家の片付けしてたらプロットとか見つかった!!!!)
脚本はこの頃からWordで書いてました。

友達(こいつとは今でも結構な頻度で連絡取る仲だけど、こんな関係になるとは当時梅雨知らず)がメインで監督とか編集とかやってて、友人とはもともと仲良かったけど、席が遠かったりとあんま話す機会がなかったため、『これで話す機会増えるかも!』というだいぶ下心がありました。今思えばむっちゃ不純。私が友人に「脚本書こうか?」って声かけて喜んでくれてはいましたが、当時脚本書いたことはなかった。
創作はしたことありました。なので話とか考えるのは得意でした。今思えばずっと文章書くのは好きでしたね。初脚本は全然苦ではなかったし、むしろ楽しかった。

遅くまで撮影やって、先生にいろいろ借りたり、友達を女装させたりして面白かったなという思い出。やるって言ってよかったなと…。ウケは割と良かったはず。

この頃はまだ映像で食べていきたいと思ってなかった。趣味で物作るのが一番楽しい。
普通に地元で進学して、都会は行かないんだろうな程度に思ってました。本当に。やりたいことがないのだもの。
そんな私にある機会が訪れるのですが、それは次の記事で。

続き


おまけ。
友人はこのnoteを知ってるので、ここで書いておきます。いえーいみてるー???(笑)
あの脚本今見たら割とめちゃくちゃなんだけど、あの作品自体の完成度は君の技術力で爆上がりしたと思います。うん。まだ完パケデータ持ってるので欲しかったら連絡ください。持ってると思うけど。

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