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音楽ルーツを辿る

今日は続ポル円盤のフラゲ日。私のところはきっと明日来ます。明日見るぞ。

私はゴリゴリのJ-popを通ってきて、バンドもアニメもアイドルもひっくるめて、アーティストもジャンルも問わずなんでも聴いている雑食。強いて言うなら好きな系統はラテン。

という話を以前書いたのだが、結局私の音楽趣味の基盤はどこにあるんだ。という話なのですよ。

好きな音楽って親の影響だったり、その環境が結構大きいと思う。車でかかってた、とか。
父親が80年代洋ロックが青春、母親はミュージカルナンバーを愛し、長女(姉)は推しの曲(ボカロやキャラソンとか歌い手とからしい)をリピートしている中。

次女(私)は何を聴いているのかというと、東方!いきものがかり!ポルノグラフィティ!!
えぇ…何があったんだよ…って話だが、ほんとに何があったんでしょうね。改めて文字にしてみると氷霧さん家の統一感のなさ。

私の記憶の中にある、一番最初に好きになった曲は「世界に一つだけの花」。親の運転する車で流れていた。おそらく槇原敬之さんのセルフカバーの方だと思う。(さっき確認したら合ってた)

そして、私が初めて買ったCDはDream5のシングル。いわゆる、好きなアニメの主題歌ってやつ。今解散して、一度もライブには行ったことないけれども、結構好きだった。

アルバムは、FC会員になるくらい大好きないきものがかり。「バラー丼」ていう名前が面白い、バラードベスト的なCD。初回限定盤で買ったのでなかなか大きい特典もついてきておりますが、未開封です(笑)
このCDは「風は吹いている」目的で買ったのですが、他の曲もよくてもともと軽く沼っていたのにさらに沼った記憶。

ちなみにまだこの頃は東方に出会っていない。テレビで聞く音楽が全てだった。
記憶が正しければ、このアルバムを手に取った前後(あとだったと思う)に人生ではじめてのライブ(いきものがかりの「I」ツアー愛媛県公演)に行ったのだが、この話はまた別で書いていこうと考えている。

アイドルとかはよく聞かず、好きなものしか聴かない。そんな小学生時代だった。中学生に上がって、東方にどっぷり浸っている間も今ほどではないが、いろんな音楽を聴いていた。この辺りから幽閉サテライトのCDを手に取るようになり、コレクションがスタートした。
高校生以降はサブスクに手を出したこともあり、アイドル含めて邦楽ならなんでも聴くようになった。

私の音楽ルーツを辿る上で、1番の疑問にたどり着く。

ラテン好きなのは一体どこからなのか。

音楽聴く基盤って小中でだいぶ作られていると考えているので、本当にどこからなんだろう。
ラテンというジャンルが好きであって、アーティストで聴いてる人はいない。ただ単純に好みなだけなんだろうけど、まったくもって身に覚えがない。親が聴いていたとかそんなんはないし。

ラテンが代名詞と言われているポルノもちゃんと聴き始めたのは最近で、それまではバンドリに収録されてるカバーの原曲を聴きあさっていたくらい。一番好きな「サウダージ」を聴いたのも大学生になってからである。

どっちのver.も好き。原曲は原曲の良さがあるし、アレンジされたアコースティックverであるFIRST TAKEの方も好きすぎる…

というか私はゴリゴリのラテンが好きなんか?とここまで考えて疑問がでてくる。ちょっと歌謡曲っぽいのも好みである。ロックも親が嗜んでた影響で聴くからね。

まぁ多分ラテンロックが好きなんだろうね

ラテン調が好み。
まったくもってどこで何を思い立ってハマったのかよくわからない。いや本当どこなんだろう。

私がおそらくラテン調で一番最初に好みだ!と言った曲はいきものがかりの『陽炎』である。

たまたま歩きながらこのアルバムを聴いていて、「この曲むっちゃいいな!!」って刺さりまくったの覚えている。「すごい好みに刺さる」とはこのことか〜!と感心した。

もともとジャズとか、クラブミュージックと言われる類が結構好きだったんだけど、それは紛れもなく東方からです。
A-OneとかデジウィとかENSとかドライブ向きの曲は特に。
だから変わったリズムの曲とかが受け入れやすいんかな。と思ったり。

「陽炎」にはまった時には既にネットにどっぷり浸かっていたし、いろんな曲にも出会った。当時好きなものはちゃんとリスインしたりしていたので、niconicoとかの当時の履歴とか見てもなぜラテン調が好きなのかはよくわからなかった。

詰まってしまったし、まとまりきらないし、お蔵入りにしようかと思いながら、姉にこの記事の話をした。
私「…って感じでなんで私がラテン好きかよくわからないんだよねー」
姉「すーちゃん(私)がラテン好きな理由、多分家族が誰一人として聴いてなかったからだと思うよ」
私「そんなもんか?」
姉「初めて聴いた時、目から鱗っていうか。“A Whole New World”みたいな感じ」
私「アラジンはまた別やと思うけど」
姉「いやいや、新しい世界を知ったような」
私「あぁ、直訳ね…」
姉「でも納得いくやろ?」
私「ストンといったわ。ありがとう、記事に書くわ」
姉「“A Whole New World”まで?」
私「そこまで書くわ」
姉「じゃあ今日の記事読むわ」

というわけでしばらくの疑問で解決した。
書いたぞ、ここまで。
というか今までの好きになったものすべて親や人の影響があまりない。
今まで自分で色々探して好きになるという自分を形成する上の根本的な基盤があるじゃん。当たり前すぎて忘れていた。
ラテンもクラブミュージックも親が聴いてなかったし、自分で開拓していった分野ではないか。
いきものがかりは親が買っていたCDからだけど、幽閉とかは自分で探した結果なんだよな…。

余談だが、私はボカロ全盛期の世代ではあるが、実は私はボカロをほとんど通らずに生きてきた。1番の理由は姉が好んで聴いていたからである。
何度か取り上げたように、私は思春期に姉との差別化を図っていた結果である。

私の音楽の基盤はラテン然り、ポップス然り、音楽プロデューサーの本間昭光さんの存在が大きい。私は本間サウンドに育てられたと言っても過言ではない。というか絶対そう。

本間さんは、いきものがかりの「ありがとう」や「123〜恋が始まる〜」など数々の名曲のアレンジやライブでキーボード兼バンマスを担当している方である。いきものがかりの歴史を語る上でキーパーソンとなる方だと考えている。

別名義として、ak.honmaがある。そう、ポルノのプロデューサーでコンポーザーさんでもあった人。「アゲハ蝶」や先述した「サウダージ」、「ジョバイロ」などラテンをポルノの代名詞としたのはこの方である。

もともとクレジットとかちゃんと見る派の私は「この人本当よく見るな〜」と思っていた。この方、私が好きになった音楽に大体いる。
いきものがかりで見た時は「この人ポルノのコンポーザーさんでは…?」と自分の中で騒ぎになった。
アニメの劇中曲とかでも名前があって驚いた。そしてライブとかでも出会う。私の行く先に本間さんあり。いろんな曲を手がけているようなので幅の広さに驚かされている。

こんな感じでいろんな音楽を広く浅く…最近は深く聴いていて、気に入ってはライブに足を運ぶ生活をしている。音楽もライブも楽しくて生きる糧だ。姉の言う通り、私はいつも未知の世界を開拓しているのかもしれない。

余談だが、親の友達に「いきものがかりとかポルノとかが好きなんよ〜」って話をしたら「平成やね」って返ってきた。昭和生まれに言われてしまった。私は正真正銘平成生まれである。

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